【山形県鶴岡市】キャンプとイカ一夜干し作り体験!人気沸騰の鼠ヶ関ってど~んなところ?
目次
松尾芭蕉が通ったと言い伝えられている鼠ヶ関は、山形県鶴岡市の南西部で新潟県との県境に位置し、山形県が奥州(陸奥国、出羽国)と呼ばれていたころ、奥州三関所「白川関、勿来関、鼠ヶ関」のいずれかを通らなければ入れなかった、と伝えられているうちの一か所が鼠ケ関です。
そんな古の関所があった場所ですが、現在は海水浴やキャンプ、釣りなどと子どもから大人まで楽しめる場所として人気を得ています。
さらに、鼠ヶ関名物の一つ、イカの一夜干し作りを体験できる店もあり、夏休みの思い出作りにも一役買っているようです。
この記事では、鼠ヶ関でのおすすめレジャーの紹介と周辺の情報をお伝えします。
道路に県境!お隣は別な県民?
鼠ヶ関の関所跡の門などの境は現存していませんが、街なかの道路に県を分ける境標が建っています。
道路に県境があり、一つの町内を分けるような形になっているのも珍しいのではないでしょうか。向かって右と左で新潟県と山形県とは、不思議な感じがしますよね。
源義経も上陸?
弁天島巌島神社境内にある碑は、昭和41年テレビドラマ「源義経」の放映による大人気を受け、兄頼朝を逃れ、京から奥州平泉に向かう義経が日本海を舟で渡り、上陸したことを紹介したものです。
鼠ヶ関周辺では「義経一行は越後の馬下(村上市)まで馬で来るが、馬下からは船で海路をたどり鼠ヶ関の浜辺に船を着け難なく関所を通過した。そして、関所の役人の世話をする五十嵐治兵衛に宿をもとめ、長旅の疲れをいやし、再び旅立って行った」との義経伝説が残っています。
恋人たちに人気!恋する灯台とは?
鼠ヶ関漁港近くの弁天島は、遊歩道があり、鼠ヶ関灯台(恋する灯台)や美しい夕陽スポットとして訪れる人も多いそうです。
平成28年8月29日には日本ロマンチスト協会と日本財団が共同で実施する「恋する灯台プロジェクト」において『鼠ヶ関灯台』が恋する灯台(恋する灯台のまち)として認定されたことで注目を得ました。
源義経伝説の残る鼠ヶ関はキャンプ場としても人気だった!
鼠ケ関キャンプ場は全国でも珍しい、浜辺まで車で近づくことができるキャンプ場として人気があります。
夕日を堪能した後、夜は波の音をBGMに休む。そして早朝から泳ぐことができるなんて、大変魅力的ですよね。
鼠ケ関そそそキャンプ場<Information>
- 名 称:鼠ケ関そそそキャンプ場
- 住 所:〒999-7126 山形県鶴岡市鼠ヶ関乙
- 電話番号:080-9092-1000
- URL:あつみ観光協会HP
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子供も大喜び!大人は酒の肴の万能みやげ「イカの一夜干し」
鼠ヶ関名物イカの一夜干しは、半生でしっとり柔らかく、しかししっかりした歯ごたえがあるり旨味タップリで大変人気があります。
扱っている店先には、まるで洗濯物を干しているかの風情でイカが干され、海風にあおられゆらゆら揺れている様子が見られます。
見るからに美味しそうなイカの一夜干しを、さばくところから体験し土産として持ち帰れる一夜干し作り体験が、子どもさんから人気を得ているようです。
体験して、イカが干しあがるまで海遊びをする。夏休みの楽しい思い出になりそうですね。
Green Blue あつみ<Information>
- 名 称:Green Blue あつみ(各種アクティビティコーディネート)
- 住 所:〒999-7126 山形県鶴岡市鼠ヶ関丙150 公民館内
- 電話番号:050-5848-7946
- URL:https://gb-atsumi.jp/
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まとめ
全国に残っている「義経伝説」ここ鼠ケ関にも言い伝えられている伝説がありました。
しかし、現在ではキャンプに海水浴、そして旨いと定評のあるイカの一夜干しが有名になっています。さらに、一夜干し作りの体験もできるとあって子どからの人気が沸騰しているとのことです。
また、日本海に沈む夕日の美しさは必見と言っても過言ではありません。恋する灯台の背に沈む夕日を見に訪れてみるのも素敵かもしれませんね。