【岩手県盛岡市】盛岡みやげ5選!盛岡を訪れたあなたへ、こんな自分へのおみやげはいかがでしょう?
目次
ニューヨーク・タイムズ紙の「今年行くべき52か所」に選ばれて以来、盛岡市内では他県ナンバーの車や外国人観光客を見かけることが多くなり、お土産品もよく売れているようです。
盛岡駅2階にある「ぐるっと遊盛岡駅店」や駅ビルのフェザンにある「おでんせ館」などで、昔ながらの名物菓子や今どきのスイーツなど、家族や職場へのお土産を購入している姿もよく見かけます。
周囲へのお土産選びも楽しいものですが、それとは別に自分用のお土産を購入してはいかがでしょうか? ここでは地元民にも人気があっておすすめの、「自分用の盛岡土産」をご紹介します。
チロルのクリームチーズケーキ(盛岡市山岸ほか)
軽い口当たりだけどチーズがとっても濃厚で、スプーンでないと食べられないほどふわふわな食感のクリームチーズケーキは、50年近くも盛岡市民に愛されてきました。
チーズケーキを始めた当初は1日10ピースほどの販売数でプレーン1種類でしたが、今では20種類のフレーバーを楽しめます。
なお盛岡市内の3つの店舗と盛岡駅などで購入できるほか、市内の長田町に珍しい自動販売機が今年4月28日に設置され、24時間いつでも冷凍状態のチーズケーキを購入できるようになりました。
クリームチーズケーキ(プレーン)
自分用ならホールよりカットされたものか、プレーンとレアチーズケーキのカップ2個入りで販売されている「お試しセット」がおすすめです。
ケーキは冷凍でも購入できて、常温ならば1~2時間で解凍できます。
帰りの新幹線の中で食べても良いですし、帰宅後に冷蔵庫で解凍すれば3時間ほどで食べごろです。
INFORMATION
- 店名:チロル 山岸店(大通店・盛岡駅ビルフェザン店)
- 所在地:岩手県盛岡市山岸6丁目34-15
- 電話番号:019-663-3355
- 営業時間:10:15~18:15
- 定休日:不定休
- URL:チロル 公式サイト
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関口屋菓子舗の焼酎糖(盛岡市新明町)
創業1893年(明治26年)の老舗の駄菓子店で、素朴な味わいの盛岡駄菓子を4代にわたって手作りしています。
盛岡駄菓子は米穀類や豆類に胡麻類、それに黒砂糖や水飴で味をつけた庶民的なお菓子で、かつては厳しい冬の保存食としても大切にされてきた郷土食です。
焼酎糖(しょうちゅうとう)
関口屋さんのオリジナルで、砂糖を煮詰めて作ったパリパリの外衣を舐めたりかじったりするとホロリと崩れ、中の少しほろ苦い焼酎洋酒シロップが飛び出す大人向けの飴です。
フレーバーには焼酎(プレーン)・ブランデー・メロン・ブドウ・ザクロ・ペパーミント・抹茶・コーヒーの8種類で、味が見た目でわかるようにパステル調の色が付けられ、見た目の可愛さと相まって人気があります。
割れやすいので一つずつがビニール包装されていて、ケースに入れられて販売されています。
お酒に弱い人が食べたら酔うほどアルコールが含まれているので、この和製ウィスキー・ボンボンを食べた後は車の運転をしないようにしてくださいね。
INFORMATION
- 店名:関口屋菓子舗
- 所在地:岩手県盛岡市神明町2-3
- 電話番号:019-622-4509
- 営業時間:8:30~17:00
- 定休日:日曜日
- URL:関口屋菓子舗 公式サイト
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ベアレンビールのクラフトビール(盛岡市北山)
2001年から盛岡で初のクラフトビール(当時は地ビールと呼ばれていました)の製造を始め、今ではビール好きには「盛岡と言えば熊のマークのベアレンビール」と言われるほど浸透しています。
北山本社工場では100年以上前にドイツで製造された醸造設備でドイツスタイルのビールを造っていて、工場見学を申し込むとできたてビールを試飲できるのでおすすめです。
盛岡市内に直営のレストランが3軒あって、ベアレンが醸し出すさまざまな種類のビールを味わえます。
ベアレン・クラシック
たくさんの種類のビールがあるなかで、やはりおすすめは定番のドルトムンダー・スタイルの「クラシック」です。
苦みとコクのバランスが絶妙な本格派のラガービールで、何杯飲んでも飲み飽きることがありません。
お土産には缶入りのものが便利ですが、熊のラベルが付いたビンは飲んだ後も記念になるとして、観光客に人気があります。
INFORMATION
店名:ベアレン醸造所(ベアレンビール)
所在地:岩手県盛岡市北山1丁目3-31
電話番号:019-606-0766
営業時間:9:30~17:30
定休日:年末年始・1月22日
URL:ベアレンビール
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五枚橋ワイナリーの赤ワイン(盛岡市門)
2001年の創立で、地元産の林檎(リンゴ)でワインとシールドを、自社畑のブドウで赤ワインを醸している「地産地消」の小さなワイナリーです。
盛岡市の南、門(かど)地区を流れる北上川の東岸にある良質のリンゴが採れる丘に、オーナーご夫妻が自らメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンの2種のブドウ畑を開墾して、2005年から赤ワインの販売が開始されました。
また創立当初から地元産の美味しいリンゴをワインやシールドとして仕込んでいて、こちらもワイナリーの人気商品となっています。
メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワイン
オーナーご夫妻が丹精込めて栽培するメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンの2種のブドウは、凝縮感を出すために収穫量が極端に抑えられて醸造量が少なく、純盛岡産のワインとして希少な存在です。
メルローとカベルネ・ソーヴィニョン、2種のキュベの3種類の赤ワインが販売されていて、2017年~2020年のヴィンテージから選べます。 ワイナリーでは試飲や、オーナーご夫妻からワインについての詳しい説明やブドウ栽培の苦労話などを聞かせてもらえるので、盛岡駅からは少し遠い所にありますがぜひ訪れてみてください。
INFORMATION
- 店名:五枚橋ワイナリー
- 所在地: 岩手県盛岡市門1丁目18-52
- 電話番号:019-621-1014
- 営業時間:11:00~18:00
- 定休日:水曜日
- URL:五枚橋ワイナリー 公式サイト
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岩鋳の南部鉄器(盛岡市南仙北)
南部鉄器は歴代の南部藩主の加護のもと、江戸時代にその技術が磨き上げられ、茶の湯の進展に伴って全国にその名が知られるようになりました。
その400年を超える伝統技術を守る岩鋳(いわちゅう)は1902年(明治35年)に創業され、現代の生活になじむ鉄器を産み出し続けています。
工場は、岩鋳鐵器館(いわちゅうてっきかん)の名でテーマパークとして開放され、技術を受け継ぐ釜師たちの職人技を間近に見ることができ、県内随一の鉄器ギャラリーは見応えがあります。
南部鉄器の小物やキッチンウェア
自分へのお土産として手軽な小物はたくさんありますが、とくにおすすめしたいのは南部風鈴で、ガラスでは出せない高く澄んだ音色がさわやかです。
お香を楽しむなら安定感があり安全性が高い鉄器の香炉はいかがでしょうか。
色やデザインのバリエーションが豊富に用意されています。
また、料理好きなら熱がじっくり伝わる鉄器のフライパンや卵焼き器がおすすめです。
オムレツや卵焼きがプロのようにふっくら焼き上げることができ、鉄釜を煮込みや炊飯に使うと鉄分が溶け出して、貧血防止など健康に良いことが立証されています。
もちろん、オーソドックスな鉄瓶や急須をお土産にするのも良いですね。
これらは愛情込めて手入れをすれば永く使えて、一生もののお土産になることでしょう。
INFORMATION
- 店名:株式会社 岩鋳
- 所在地:岩手県盛岡市南仙北2丁目23-9 岩鋳鉄器館内
- 電話番号:019-635-2505
- 営業時間:8:30~17:30
- 定休日:火曜日
- URL:岩鋳 公式サイト
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まとめ
盛岡でおすすめしたい自分用のお土産を5つご紹介しました。
いずれのお土産も盛岡に根差していて、地元で愛されているものばかりです。
盛岡を訪れたらぜひ入手して、帰宅してから味わったり眺めたり、盛岡の美しい街並みを思い出していただけたら幸いです。