【山形県天童市】標高600メートル育ちの十割そば「天童高原でわかおり 新そばまつり」レポ【11/27まで開催中】
目次
いよいよ新そばの季節到来です!
そば処山形県で生まれたオリジナル品種「でわかおり」の新そばが食べられると聞きつけ、「天童高原でわかおり 新そばまつり」(山形県天童市)に行ってきました。
今回はその様子をご紹介します。
天童高原のそばは標高600メートル育ち
新そば祭りで食べられるそばは天童高原産の「でわかおり」。
標高600メートルの高冷所で異品種とは完全に隔離して育てられた品種で、実が大きく、風味が良いのが特徴です。
アクセス
天童高原がある天童市は、山形県の東部にある将棋と温泉で有名な場所です。
天童高原はJR天童駅から車で約25分、仙台市内からは国道48号線で約1時間30分のところにあります。
一面を雄大な山々に囲まれ、思わず深呼吸をしたくなるほど清々しいスポットです。
標高634メートル地点には「634(ムサシ)の松」(下の写真)とブランコがあります。
いざ、新そばまつりへ
新そばまつりの会場となる「天童高原地域交流センター」に到着しました。
受付で予約していた名前を伝えて、自動券売機で食券を購入します。
事前予約制のため、広々とした空間で混雑の心配なく安心しておそばを楽しめるのがありがたいです。
今回は板そば(200グラム)とかき揚げを注文しました。
カウンターで食券と揚げたてのかき揚げを引き換え、そばが茹で上がるのを席で待ちます。
新そばとご対面!実食
1年間待ちに待った新そばとのご対面!「でわかおり」を100パーセント使用した手打ちの十割そばです。
山形県内でよく見かける黒っぽくて太打ちのいわゆる「田舎そば」よりも白く、よく見るとうっすらとヒスイのような緑色をしています。製粉白度が高く、ツヤツヤと輝いてみえるのも新そば「でわかおり」の特徴です。
さっそくいただいてみましょう!
口に運んだ瞬間、そばの香りが引き立ちます。野趣溢れる風味というよりは優雅で上品な雰囲気です。
冷涼な気候のもと、箱入り娘のように大切に育てた生育環境がそばの味にも影響しているのかもしれません。よく噛みしめると自然な甘さが感じられます。
かき揚げは厚みも十分で玉ねぎの甘みが感じられ、そばとの相性もぴったりです。
口の中をさっぱりとさせてくれるお漬物もしっかりと良い仕事をしてくれています。キクイモのコリコリとした食感が嬉しいですね。
そばの香りとのど越しを楽しみつつ、あっという間に完食!
大満足のお味でした。
天童高原の新そばまつりは11月27日まで
「採れたて・挽きたて・打ちたて・出来たて」の四拍子揃った新そばが食べられる「天童高原でわかおり 新そばまつり」は2022年11月27日(日)までの開催です。
申し込み方法は電話予約のみで、前日までの予約が必要です。申し込み時間は3部制となっています。
新そばまつりの詳細はチラシ及び天童ファミリーランドにお問い合わせください。
新そばだけじゃない!家族みんなで楽しめる天童高原
天童高原にはキャンプ場やスキー場があり、年間を通じてレジャーにもおすすめのスポットです。
アスレチックやドッグランなどもあり、お子さん連れやペット同伴でも一日中飽きることなく過ごせます。
標高600メートルからの眺め。くつろぎスペースも充実しており、ゆったりとした時間が過ごせます。空気も澄んでいて心地いいです。
天童高原ではかわいい動物たちの姿も見かけます。
新そばまつりの会場となった天童高原地域交流センターの向かい側にはポニーの兄弟が放牧されており、無料で至近距離から眺めることが可能です。
高齢のポニーで、動きがゆったりとしています。じっと様子を眺めていたら、近くに寄ってきてくれました。
土日祝日は道路から見えやすい場所で放牧されていることが多いそうですが、平日を中心に地域交流センターの下にある小屋付近にいることもあります。
秋の天童高原に出かけよう!
季節を選ばずいつでも楽める天童高原ですが、香り高い新そばと紅葉が楽しめる季節は今だけ!
次の休みは美味しい新そばと美しい景色を堪能しに秋の天童高原に出かけてみませんか?
INFORMATION
- 施設名 天童高原ファミリーランド
- 住 所 山形県天童市田麦野1321
- 電話番号 023-657-3628(天童高原地域交流センター)
- URL 天童高原ファミリーランド