五色沼(青沼)

【福島県】様々な色彩を見ることができる裏磐梯の湖沼群「五色沼」

五色沼は正式には五色沼湖沼群といいます。福島県の北塩原村にあります。磐梯朝日国立公園内にあり、磐梯山南側の猪苗代湖側に対して北側にあるこの地域は裏磐梯と呼ばれています。


水の色がそれぞれ異なる湖沼群

明治21年の磐梯山噴火で磐梯山の小磐梯と呼ばれていた山の部分が崩壊し岩屑雪崩が発生し裏磐梯側に崩れ落ち土砂が中津川、長瀬川、檜原川、小野川を埋めたことで五色沼が誕生しました。3つの集落が被害に遭い、死者行方不明者は477人に上りました。

荒涼とした原野になったこの土地に生き残った人たちが鎮魂の意味をこめてアカマツやウルシ、杉など約10万本の植林を勧めたことで後にこの地は緑豊かな高原となり、昭和25年に磐梯朝日国立公園となりました。

五色沼へのアクセスは磐越自動車道猪苗代磐梯高原インターチェンジから車で約25分、JR東日本東北新幹線郡山駅で乗り換え磐越西線猪苗代駅まで35分、そこからはバスで30分です。


自然探勝路と呼ばれるトレッキングコース

五色沼には自然探勝路と呼ばれる3.6キロメートルのトレッキングコースがあります。高低差があまりなく、足の弱い年配者でも歩くことが可能です。五色沼は湖沼によって水の色がそれぞれ異なり様々な色合いを見せてくれます。コースの入口近くにあるのが毘沙門沼です。水の色は青緑色でこちら側から見る磐梯山の特徴である荒々しい火口壁とあいまってに目を奪われる絶景となっています。

五色沼(赤沼)
五色沼(赤沼)

コースを進んでいくと見えるのが赤沼です。赤沼は酸化鉄の沈殿物により赤みを帯びた微粒子のため水の色は赤く見えます。

そのほか沼の深さが違うため場所によって水色の違うみどろ沼や見る場所により色を変え神秘的な色合いを見せる瑠璃沼、青白色の水をたたえる青沼、五色沼の中で二番目に大きい弁天沼、裏磐梯物産館に近い柳沼があります。
新緑の季節の散策路は若葉の色に目を奪われます。

五色沼(柳沼)
五色沼(柳沼)

明治時代の植林が実を結んで素晴らしい森となっています。また秋の紅葉は漆やカエデの赤と沼の色が相まって素晴らしい景観を形作っています。散策路入り口近くにはホテル・ペンションなどの宿泊施設も多くあり高原リゾートとして一級の場所といえます。

五色沼<Information>

Google Map


その他の記事