A black-and-white cat standing on a tan tiled sidewalk in front of a door, looking toward the camera with its mouth slightly open.

ネコと触れ合える、コスパ最高の南相馬のビジネスホテル「レスト・パル」に泊まってみた!【福島県南相馬市】

福島県浜通りの南相馬市原町にあるビジネスホテル「レスト・パル」は、1泊2食付きで1人あたり3,300円~4,950円(税込み、2026年3月末時点)で宿泊できる激安ホテルです。

レスト・パル
レスト・パルの看板ネコたち

ホテルがお世話しているネコたちのお出迎えやお見送りがあり、運が良いと撫でさせてもらえ、ネコ好きには嬉しい宿としても知られています。

国道6号沿いにあり車のアクセスが良く、2食付きでコスパが高いこのビジネスホテルのツインルームに泊まってみました。


レスト・パルってどんなホテル?

ホテルは南相馬市原町区のJR原ノ町駅から北東に離れた丘のうえにあり、国道6号線から直接出入りできます。

東日本大震災以前からこの場所にあって、当時は今のフロントやレストランがある建物しかなく、客室は20室程度だったそうです。

震災後は復興関係の作業員が宿泊する施設としてプレハブ的な宿泊施設が増設されて、今では全219室(シングル213、ツイン4、ダブル2)となりました。

1kmほど離れた別館「レスト・パル ウィルゴ」もあり、そちらはシングルのみ152室で、いずれも大型トラックも駐車できる広い無料駐車場があります。

レストパル本館と別館ウィルゴの料金設定(2026年3月末時点)

レスト・パル
全ての部屋に必要十分な備品が設置されている

レストパル本館のシングルルームは、部屋の広さや設備の違いでA・B・C・Dの4タイプが設定されています。
ダブルとツインも含めた1泊2食付き宿泊料金(税込み)は、2026年3月末時点で次の通りです。

  • シングルA:4,950円
  • シングルB:4,400円
  • シングルC:3,850円
  • シングルD:3,300円
  • ダブル:6,600円(1~2名)
  • ツイン:6,930円(1~2名)

また、別館のレストパル・ウィルゴは、社宅風の建物のシングルAと、コンテナタイプのシングルBがあります。

  • シングルA 3,850円
  • シングルB 3,300円

これらの宿泊料金は、時期や曜日による変動設定はありませんが、予約サイトによって若干の違いが生じる場合があります。

なお、このほかに素泊まりでの長期滞在用に「マンスリーホテル料金」も設定されていますが、それらについては公式サイトをご参照ください。


4室しかない貴重なツインルームに宿泊

広くゆったりしたツインルーム

ツインルームはフロントのすぐ隣の1階にあり、フロントに近いことから宿泊客の出入りや声が気になることが予想されましたが、静かに過ごせました。

ツイン部屋の前から見たフロントとロビー

作業員宿舎的なホテルだったこともあり「禁煙」設定の部屋がないのですが、宿泊したツインルームではタバコの臭いなどは気になりませんでした。

予約時に「消臭対策をお願いします」とコメントを付加していたのですが、しっかり対策を取っていただいたようです。

レスト・パル
宿泊した部屋にあった仕切り

広い室内は半分に仕切ることができるようになっていて、寝心地のよいシングルベッドが2台置かれています。

ゆったりしたスペースに、パソコンなどの作業ができる広いデスクと、椅子が2脚付いているコンパクトなダイニングテーブルがありました。

レスト・パル
作業用デスクとダイニングテーブル

夕食後にゆっくりお酒を楽しむのに、ちょうどよいテーブルです。

必要十分な設備と備品

テレビ・電話・電気スタンド・冷蔵庫・湯沸かしポット・ドライヤーがあり、タオル類(バスタオル・ハンドタオル)と浴衣とスリッパも完備されています。

なお、加湿器やズボンプレッサー、アイロンなどはフロントで貸し出してもらえます。

レスト・パル
清潔に掃除されているバスルームとトイレ

きれいに掃除されたバスルームには、リンスインシャンプー・ボディソープ・フェイスウォッシュ・歯磨きセット・カミソリ・くしが置かれています。

ネットでは「全館無料Wi-Fi完備なのに接続が弱い」とのコメントがありましたが、筆者がパソコンで調べものをしていても全く不満はありませんでした。

レストランから見える国道6号、道路をはさんだ向かいにコンビニ

なお、館内に飲み物の自動販売機が設置されているほか、ホテルの向かいと並びにコンビニが2軒あって、ドリンク類の買い足しには不自由しません。


超高コスパホテル、レスト・パルの夕食と朝食

レスト・パル
チェックイン後にもらえる食事券、夕食は17時から21時、朝食はあさ4時半から!

シングルでもツインでも1泊1人3,300円(税込み)で、夕食と朝食の食事が付いているのがレスト・パルの魅力です。

この安さでどのようような食事を味わることができるのか、詳しくご紹介します。

品数十分、ご飯のおかわり自由な夕食

レスト・パル
この日の夕食は酢鶏と、スプラウトニンニクの天ぷらや煮つけなど、野菜たっぷりでバランスの良い食事

夕食は日替わり定食で、チケットを持ってレストランに行き、スタッフにチケットを渡して席に案内してもらいます。

レスト・パル
調理室のカウンターにあるショーケースに、マカロニサラダなどが小鉢が置かれている

席についたら自分でドリンクやスープ(各種スープや味噌汁)、そしてサラダなどの小鉢を所定の場所に取りに行きます。

レスト・パル
飲み放題のドリンクバーとスープバー

やがて、ご飯とおかずが乗せられたお盆を運ばれて目の前に置かれると、夕食の始まりです。

レスト・パル

おかずは複数用意されており、この日は酢豚ならぬ「酢鶏」と、地元の企業が栽培している「スプラウトにんにく」の天ぷらやニンジンとの炒め煮など、十分な品数と量でした。

なお、ご飯のお代わりは調理室まで空のお椀を持参して、スタッフにお椀を渡して調理室でよそってもらうシステムです。


「スプラウトにんにく」とはどんなニンニク?

レスト・パル
スプラウトにんにくの天ぷら(梅酢?あんがけ)

地元南相馬の「ウツミ電機」という電子基板製造業の会社が、本業の傍らに水栽培をしているニンニクで、根と芽もまるごと食べられます。

レスト・パル
スプラウトにんにくとニンジンの煮つけ

夕食のおかずを見た時「ニンニクだく」に感じましたが、ホクホクな食感で香りがほどほどなので、どのおかずも美味しくいただきました。

レスト・パル
電気やさんのにんにくパウダーはご飯に振りかけても美味しい

さらに、テーブルに「スプライトにんにく」をふりかけ状にした「電気屋さんのにんにくパウダー」があり、おかずの味変を楽しみました。


お代わり自由のスープバーとドリンク・バー

レスト・パル
機械のスープバーと、コーヒー&ドリンクバー

スープ・バーは手作りの味噌汁やコンソメスープのほかに、機械によるコーンポタージュやオニオンスープにクラムチャウダーが選べます。

スープだけでなくドリンクも、コーラやカルピスにオレンジジュースのほかコーヒーなどが飲み放題です。

朝のエネルギーチャージに必要十分な朝食メニュー

レスト・パル
用意されていた小鉢や料理をひと通りとった朝食

朝食はチケットを渡した後にご飯やおかずを各自が自由に取って食べるセルフバイキング方式です。

レスト・パル
食べ放題のおかず、マヨネーズやケチャップもかけ放題

小皿に盛られた煮つけ数種のほかに生卵・納豆・玉子焼き・のり・焼き魚2〜3種・ソーセージなどが用意されています。

レスト・パル
食パンも食べ放題

なお、スープ・バーとドリンク・バーは朝食時も飲み放題です。

愛想良く接してくれる可愛い看板ネコたち

レスト・パル
「いらっしゃいませ~」

ホテルの玄関で暮らしている黒と白のぶち柄のネコたちは、おそらく兄弟と思われ、ネコ用ベッドの中で仲良く丸くなって眠っています。

レスト・パル
人なつっこくてフレンドリーで、ネコ好きにはたまらない

私たちがチェックアウトする時、フロント前に入れてもらっていたので撫でさせてもらいましたが、良く人に慣れていてとても可愛かったです。


ビジネスホテル レスト・パル <Information>

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ビジネスホテル レスト・パル ウィルゴ(別館)

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まとめ

物価高のなか、シングル素泊まり5,000円以下のホテルは少なく、美味しい食事が2食付いて3,300円(2016年3月30日時点)~は超破格だと思います。

貧乏旅行でも快適な部屋に泊まり食事をしっかりとりたい人や、ホテルに予算をかけず、浮いた分で贅沢したい人などにはおすすめのホテルです。


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