【岩手】日本3大鍾乳洞の1つ「龍泉洞」
龍泉洞は岩手県岩泉町にある鍾乳洞で、別名岩泉湧窟(いわいずみわっくつ)とも呼ばれます。
総延長約1,200m、高低差約249mで、山口県にある秋芳洞、高知県にある龍河洞とともに日本三大鍾乳洞の1つに数えられています。実際の全長はさらに長いと言われていますが、完全には調査されていません。
また、1938年に洞窟内に生息する5種のコウモリと共に「岩泉湧窟及びコウモリ」名義で国の天然記念物に指定されています。
名水の湧く神秘的な地底湖
岩泉町は山間に位置する集落であり、アクセスはあまりよくありませんが、豊かな自然が残っているとてもよい場所です。龍泉洞からは綺麗な水が川となって大量に流れ出しており、その澄んだ川の周辺は遊歩道が整備されています。
鍾乳洞の内部は有料で見てまわることができます。
内部には「龍の淵」や「音なしの滝」など様々な見所がありますが、一番はやはり地底湖です。全部で7つの地底湖が存在することが有名ですが、吸い込まれそうな神秘的な青はドラゴンブルーなどと言われており一見の価値ありです。
地底湖の湧き水は名水としても有名で、「龍泉洞の水」として1985年に名水百選のひとつに選定されました。
龍泉洞の道路を挟んで向かい側にある龍泉新洞科学館も龍泉洞の入場券で入ることができます。
観光整備工事中に新たに発見された龍泉新洞(りゅうせんしんどう)洞窟内で発掘された石器や土器などが展示されています。
INFORMATION
名称 | 龍泉洞 |
所在地 | 〒027-0501 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1 |
電話番号 | 0194-22-2566 |
公式URL | http://www.iwate-ryusendo.jp/ |
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