
盛岡のグルメは三大麺だけじゃない!知る人ぞ知る盛岡でしか味わえないB級グルメたち【岩手県盛岡市】
盛岡のグルメと言えば「冷麺」、「じゃじゃ麺」、「わんこそば」の三大麺が有名です。
しかし、そのほかにも知られざるB級グルメがあることをご存知でしょうか?
ここではそんな、盛岡人が愛してやまない地元の味をご紹介します。
(なお、記事に記載した価格は2026年8月上旬時点のものです。)
昭和の喫茶店の風情が漂う「モンタン」のトマトスープ・スパゲティ

「モンタン」は、盛岡城址公園や櫻山神社向かいの東大通り商店街の一角で、1959年(昭和34年)にジャズ喫茶としてオープンした喫茶店です。

今もジャズが流れる店内は広く明るく、らせん階段を上がった2階の窓際の席からは盛岡城址の石垣や、堀跡の亀ヶ池の眺めを楽しめます。

「ア・ラ・モンタン」をはじめとする昔ながらのスパゲティ料理がメインで、ピザやおつまみメニューがあって昼呑みも楽しめるお店です。

ア・ラ・モンタン(1,000円)

お店の名が付けられたこの料理は、1969年(昭和44年)ごろに先代オーナーによって考案された、ピリッと辛いトマトスープのスパゲティです。
写真では伝わらないと思いますがとにかく熱く、いきなりスパゲティを口に放り込むと大変な事になるので、気を付けてください。
やや薄めの味付けながら、トマトの風味がしっかり感じられるスープにベーコン、玉ねぎ、ピーマンなどの具材が浮かんでいます。
「ア・ラ・モンタン」の個性を物語るのは、大量の粉チーズと、いわゆる「アルデンテ」ではないモチモチな太いスパゲティです。
粉チーズは食べ進むうちに溶けてスプーンにもこびりつくようになりますが、このチーズの味がピリ辛で酸味の効いたトマトスープの味わいを深めます。

そして、モチモチの太麺はピリっと辛いトマトスープをしっかり身にまとい、食べ進むほどに満足感を満たしてくれるのです。

また、各スパゲッティの食後にはホットかアイスを選べる食後のコーヒーが付いていて、熱いトマトスープの余韻がほどよくリセットされます。
モンタン <Information>
- 名 称:モンタン
- 住 所:岩手県盛岡市内丸6-2
- 電話番号:019-654-0857
- 営業時間:10:30~20:00
- 定 休 日 :日曜日
- 公式URL:モンタン 公式Facebook
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老若男女が集う「みよし食堂」のバラ定食

市内西部の青山町にある「みよし食堂」は、平日でも11時の開店と同時に17台分ある駐車場が埋まり、アッという間に店内が満席になります。

こちらのお店も1960年(昭和35年)創業の老舗食堂で、地元民のみならず、遠方からのお客さんも多い超人気店です。

メニューはどれもボリューム満点かつリーズナブルで、濃厚スープの味噌ラーメンや定食類が人気のなかから、一番人気のバラ定食をご紹介します。
バラ定食(1,200円)

生姜とニンニクが効いたタレがからめられた厚切りの豚バラ肉が、皿いっぱいにゴロゴロたくさん盛られています。
バラ肉の甘い脂を引き立てる、ニンニクと生姜の風味が強いタレが最高の味わいで、ご飯やビールが止まりません。
このタレは付け合わせの山盛りのキャベツにもよく合い、からめても食べると脂まみれの口の中がさっぱりして、食べるほどに食欲が増していきます。
バラ丼(1,090円)

こちらも厚切りの豚バラ肉が甘いタマネギとピーマンとともに炒められて、ご飯の上に乗せられ、その上からタレがかけられています。
バラ丼はご飯にもたっぷりタレがかけられている「つゆだく」で、紅生姜が良いアクセントとなってご飯が進む丼です。

丼も定食と付け合わせは同じで、レンコンのきんぴらときゅうりの浅漬けが添えられ、ワカメとネギの味噌汁も付いています。
みよし食堂 <Information>
- 名 称:みよし食堂
- 住 所:岩手県盛岡市青山2丁目24-21
- 電話番号:019-647-2416
- 営業時間:11:00~14:30、17:00~20:30
- 定 休 日 :火曜日
- 公式URL:みよし食堂 公式サイト
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盛岡の夏の味わい「冷風麺」とは?

盛岡では夏の風物詩とされている麺料理、「冷風麺」をご存知でしょうか?
「三大麺のほかに何やら新しい麺料理が盛岡にあるのか」と思われるかもしれませんが、実は、夏の名物「冷やし中華」の盛岡独自の呼び名が「冷風麺」なのです。

筆者周囲の盛岡人の多くは「冷やし中華ではテンションが上がらない」と言い、夏の冷たい中華麺料理は「冷やし中華」ではなく「冷風麺」であるべきと主張しています。
「冷風麺」発祥の店、今は無き中華料理「珍萬」

盛岡の繁華街、大通りにあった中華料理店の「珍萬(ちんまん)」が、「冷風麺」を1年中いつでも食べられるメニューとして始めたのが発祥とされています。
「珍萬」は創業以来70年にわたって盛岡人に愛されてきた町中華でしたが、2023年3月に惜しまれながら閉店してしまいました。

筆者も何度か訪問して冷風麺や冷やし担々麺などを味わった思い出がありますが、麻婆豆腐やザーサイなども美味しく、その閉店は残念でなりません。
異次元ダンジョンの中にある老舗町中華「えぞっこ」の冷風麺

肴町アーケード入口の「monaka(モナカ)」と、中ノ橋通りを挟んだ向かい側にあって、1階がコンビニのエスビル中ノ橋(旧たつみビル)の地下にある町中華のお店です。

ビルの地下にはエレベーターと階段で下りることができますが、ここは盛岡で初の地下の食堂街として知られる「盛岡地下食堂名店街」です。

中ノ橋通りに面した地下街入口の階段から下りると、ディープなダンジョン(迷宮)を探検しに行くかのような感覚を覚えます。

今でもディープな地下街として残るこの場所にはかつて、内丸の人気餃子店「白乾児(パイカル)」など、今でも市内にある飲食店が多数入居していました。

現在飲食店は「えぞっこ」のみで、そのほかには営業しているか不明な不思議占い(霊感鑑定)の「不思議堂」が入居しているだけです。
昭和の風情が漂う町中華の冷風麺を食べてみた

「えぞっこ」は老夫婦で営む町中華で、にらレバー炒めにチャーハン、餃子が評判で、平日のランチタイムはサラリーマンの食事処として賑わいます。
冷風麺(900円)のタレは甘さ控えめで酢がよく効いていて、暑い夏に食が進むさっぱりとした味わいです。

具材はきゅうり・もやし・ハム・のり・錦糸卵と一般的な冷やし中華に使われているものばかりですが、春雨が入っているのが珍しく、中華麺との食感の違いを楽しめます。
また、アップグレード版として「焼肉入り冷風麺(1,100円)」があり、これには普通の冷風麺のハムの代わりに豚バラ肉焼きが乗せられています。

「えぞっこ」のメニューの中で唯一、1,000円を超える高額メニューですが、味付けされたバラ肉がたっぷり乗せられているのでコスパの高いメニューです。
肉が熱いうちは焼肉として味わうことができて、冷えたらタレをからめて豚しゃぶのような味わいを楽しめます。
えぞっこ <Information>
- 名 称:えぞっこ
- 住 所:岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目7-1 エスビル
- 電話番号:019-652-1929
- 営業時間:11:00~20:00
- 定 休 日 :土曜日、日曜日
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まとめ
盛岡には三大麺(じゃじゃ麺・冷麺・わんこそば)や福田パンだけでなく、この記事でご紹介したほかにも盛岡に来なければ味わえないB級グルメがあります。
ぜひ一度、盛岡にお越しになってこれらの味わいを楽しんでください。




















