お土産迷子は必見!買ったら「通だね」と言われる和菓子3選:パート2【福島県】

あなたはギフト用やお土産用としてお菓子を買うとき、どんなことを気を付けていますか?

万人受けするもの…誰もが知っている定番品…さまざまあるかと思いますが、時には「知らなかった!」「食べたことない!」と言われる、ちょっと冒険心のあるセレクトもしてみたいものですよね。

そこで今回は、福島県外の人からは「知らなった!」「食べたことがない!」と言われそうだけれど、自信をもっておいしいと推せる”通な”和菓子を厳選してご紹介します。新たなスイーツとの出会いを、ぜひ楽しんでくださいね。


もちもち生地にリッチなバター風味あん「創菓 嘉永餅」

福島県のお菓子として有名な「薄皮饅頭」でおなじみの「柏屋」。隠れた銘品である、嘉永餅もお土産におすすめです。

嘉永餅とは、コインのように丸くて平たい焼き菓子です。薄めの皮はもちもちとした食感で、しっとりと仕上がっています。中に詰められているのは、粒あん。ただの粒あんではなく、ほんのりとバターのリッチな風味をかもします。あんには松の実が練り込まれており、食感のアクセントも楽しいです。

品の良い和菓子でありつつも、洋菓子を思わせる豊潤さを兼ね備えています

外箱・個包装パッケージそれぞれに高級感があり、菓子鉢に並べられた姿も見映えします。もらって嬉しい、満足感の高い和菓子です。

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軽やかな歯ごたえに素材の味がふわり「太陽堂 むぎせんべい」

福島市で、昭和2年に小さな家族経営の店舗からスタートを切った「太陽堂むぎせんべい本舗」。元は創業者が青森県八戸の南部煎餅にほれ込み、本場での修行をしたのが始まりだったそうです。配合、味はオリジナル。せんべいの形から、太陽堂の屋号をつけたとのこと。

太陽堂のむぎせんべいの特徴は、シンプルな風味と、軽やかな歯ごたえ。材料は小麦粉と落花生。素材の甘みで、やさしい風味に仕上げています。かじると、パキリ。硬い歯ごたえが何とも爽快です。噛みしめて大切に食べたくなる、素朴さがあります。

太陽堂のむぎせんべいは、昔ながらの味・食感を守るため、徹底して「何も変えていない」点も大変ユニークです。手焼きにこだわり、1枚1枚を人の手で焼いています。どんなに大変でも、初代から受け継いだむぎせんべいを作り続ける姿勢に職人魂を感じずにはいられません。

地元の駄菓子として、さらに観光客のお土産として、名を広めてきたむぎせんべい。福島を訪れた際は、ぜひご賞味ください。

Information

  • 企業名:有限会社 太陽堂むぎせんべい本舗
  • 本店住所:〒960-8032 福島県福島市陣場町9-30
  • 営業時間:8:00〜18:00(不定休)
  • URL:https://taiyodo-mugi.jp/

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大きな栗が丸ごとゴロリ「栗本陣」

福島市の老舗和菓子店「ニュー木村屋」。なぜ店名に「ニュー」がつくのかというと、前身は県内初のパン屋「木村屋パン店」だったそうです。ケーキなどの洋菓子に加えて、和菓子の種類も豊富。くるみゆべしやきんつば、どら焼き、羊羹など、目移りするほど魅力的なラインナップが並びます。

和菓子の人気商品の一つが「栗本陣」です。名前のとおり、栗が主役の和菓子。ごろりと大ぶりな栗をまるごと、こしあんと求肥で包んでいます。栗は大きいだけでなく風味が豊かで、ほろりと崩れるたびに贅沢な余韻が広がります。こしあんはしっとりと上品な甘さで、主役である栗の風味とやさしく調和。さらに外側の求肥は大変薄い皮で、こしあんと栗を繊細にまとめあげています。

栗好きの方に贈る和菓子としてぴったりです。

Information

  • 名称:ニュー木村屋
  • 本社工場店:〒960-8054 福島市三河北町3-16
  • 電話:024-536-1028
  • 営業時間:8:00~19:00(年中無休)
  • URL:http://newkimuraya.jp/

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福島には銘菓が盛りだくさん!

今回は福島の「通」な和菓子3選をご紹介しました。

食べ慣れた味も素敵だけれども、新たな”お気に入り”を見つけたときの喜びはひとしおです。ご紹介したお菓子は、周りの人とシェアして、時にはひとり占めして、存分に楽しんでくださいね。


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