【青森県青森市】パリパリぽりぽり…ご飯も酒もおかわり必須の「ねぶた漬」がおすすめ！

加橋もと春
2024.04.22
最終更新日: 2024.04.22

1 「ねぶた漬」とはどんな商品？
2 ねぶた漬を実食レビュー！ご飯と一緒に味わってみました
3 ヤマモト食品株式会社の他の商品も気になる
- 3.1 ヤマモト食品＜Information＞
4 まとめ

米どころ東北には、優秀なご飯のお供が多数存在します。青森県のヤマモト食品が販売する「ねぶた漬」もその一つです。

ねぶた漬とは、豊かな漁場をもつ青森らしい漬物です。海鮮のうま味が具材へしっとりとしみ込み、歯切れのよい食感が後を引きます。パリパリぽりぽり…熱々の炊き立てご飯がいくらあっても足りなくなる、いわゆる「ご飯ドロボウ」な逸品です。

実食レビューに加えて、販売情報なども紹介しますので、気になりましたらぜひチェックしてみてくださいね。

「ねぶた漬」とはどんな商品？

ねぶた漬とは、数の子を始めとした海の幸と、大根やきゅうりといった山の幸をふんだんに使った醬油漬けです。昆布やスルメなどのうま味食材を多く含むため、香りもよく、味に豊かな奥深さがあります。昆布から出る粘りは、具材・タレ・ご飯をまとめあげることにも一役買っています。

ちなみに有名な松前漬との違いは、松前漬は昆布やスルメなどの海の幸のみを入れる一方で、ねぶた漬は山の幸も含んでいること。そのため、ポリポリとした食感が生まれます。

ねぶた漬は、発売から半世紀以上も人気を博しているヤマモト食品株式会社のロングセラー商品です。ねぶた漬のなかにも、スタンダードなものを含めて3つのバリエーション商品があります。

ねぶた漬
ホタテ入りねぶた漬
特撰ねぶた漬

ホタテ入りねぶた漬は、数の子の代わりにホタテが入ったこれまた贅沢な商品です。特撰ねぶた漬は、スタンダードなねぶた漬の約2倍の量の数の子が入っています。数の子の一つひとつも、ゴロリゴロリと大振りです。

自分用にも贈り物にも、選べる楽しさも魅力ですね。

ねぶた漬を実食レビュー！ご飯と一緒に味わってみました

今回はスタンダードなねぶた漬を実食レビュー。

500g入りのものは、250g×2袋の小分け包装がされていて、それぞれが冷凍保存可能です。そのため、食べたいときに食べたい分だけを解凍できます。おいしいので、250ｇ×2袋があっという間に無くなってしまう危険はありますが…。

解凍方法は、冷蔵庫での自然解凍。「あ、今夜はねぶた漬が食べたい」と思ったなら、日中のお出かけ前にポンと冷蔵庫に移しておけば、夜には食べられる状態になっています。

解凍すると…美しいツヤがトロリ。ねっとりとした漬け汁の中から、具材がゆっくりと降りてきます。

ねぶた漬をオンザライス。ほかほかご飯に、トロリとしたタレがゆっくりとしみ込んで…さて、いただきます。

粘りのある醤油タレがご飯・具材・タレをひとまとめにしてくれるので、口に含むときは「ずるずる」と音を立てます。続いて感じるのは、豊かなうま味を含んだ醤油味。強い塩味や甘みなどの尖った味はなく、まろやかな印象です。いい醤油にいいダシが出ていることを実感します。

そして噛みしめると、パリパリ…ポリポリ…。大根やきゅうりにしみ込んだ醤油味が、じわりとにじみます。ときどきプリッとした数の子が弾けて、プチリ。あ～、おいしい…！数の子に遭遇すると何ともリッチな気分になりますが、筆者から言わせれば、ねぶた漬の主役は大根やきゅうりといった野菜勢。うま味を存分に吸ったパリパリの食感が、なんとも後を引くものです。

ズルズル…パリパリ…と食べ進めば、あっという間にご飯がなくなります。炊きたてご飯をより一層おいしく感じる、まさにご飯の供…いや、ご飯の友と呼べるでしょう。

今回はご飯と共にいただきましたが、風味豊かな味わいは、お酒のお供にも良さそうです。ちょっといい日本酒が手に入ったときは、ぜひ一献、ねぶた漬でクイっと飲みたいものですね。