2025年紅葉シーズン到来!福島県吾妻連峰の紅葉と大自然!写真多めにどうぞ!

急遽思いつき、10月21日に訪れた福島県福島市の吾妻連峰。

登山が趣味の友人からは「吾妻小富士は良いぞ~、一切経山は良いぞ~」なんてずっとおススメされながら行ったことがありませんでした。

年々短くなってきている東北の秋、一瞬で過ぎ去ってしまう紅葉シーズン。

勢いで行くしかないな、と思い訪れてみることにしました。

今回は簡単に吾妻連峰(吾妻小富士・浄土平湿原)のご紹介を写真多めにお届けします。

写真がいまいちじゃない?なんてことはおっしゃらず、天候に恵まれた10月中旬過ぎ頃の吾妻連峰を写真で楽しんでいただければ幸いです。


吾妻連峰 ― 吾妻小富士と浄土平

福島市の西にそびえる吾妻連峰は、四季折々の絶景が楽しめる東北屈指の山岳地帯。中でも人気なのが、標高1,707mの「吾妻小富士」と、その玄関口「浄土平(じょうどだいら)」。
浄土平は標高約1,600mに広がる高原で、ドライブコース「磐梯吾妻スカイライン」の中間地点に位置し、火山の噴気が立ち上る荒々しい大地と、周囲に咲く高山植物のコントラストが圧巻です。
隣接する吾妻小富士は登山口からわずか20分ほどで山頂に立てる手軽な名峰。お鉢巡りと呼ばれる火口一周コースからは、福島市街や連峰の山並みを一望できます。
春から秋にかけては登山、冬は白銀の景観が広がる、まさに“天空の楽園”。自然の息吹を全身で感じられる癒やしのスポットです。

吾妻小富士(あづまこふじ)

標高は 1,707 m で、浄土平の東側にそびえる比較的登山しやすい成層火山、登山口から火口壁まで約10〜20分ほどで到達でき、火口径は直径約500m程度。お鉢巡り(火口一周)を含めると約40〜60分コースとなっています。

山頂からは福島盆地や浄土平の湿原、連峰の山並みを見渡せる360度の大展望があり、特に晴天時には雲海や星空スポットとしても人気です。

吾妻小富士
吾妻小富士登山口
吾妻小富士
山頂に向けた階段を登りきると溶岩石を積んだスポットがあらわれます。
吾妻小富士
看板の表記通り、時計回りに周ると大きな岩石が道をふさぐようにあらわれます。
吾妻小富士
右を向くと吾妻小富士のお鉢=火口が、直径約500〜600mで深さは約70mあるんだとか…
吾妻小富士
火口内も紅葉をむかえています。
吾妻小富士
後ろを振り向くと大迫力の一切経山が
吾妻小富士
火口の一番高い位置に到達すると、眼下に広がる福島市の絶景が拝めます。たぶん写真中央右側が福島駅?
吾妻小富士
絶景を堪能し、下山すると途中に浄土平レストハウスの全貌を見れます。平日にも関わらず駐車場はいっぱい、バイカーたちも沢山見受けられます。
吾妻小富士
吾妻小富士の全貌、良い形です。

Google Map


浄土平湿原(じょうどだいらしつげん)

標高およそ 1,600m付近に位置し、吾妻連峰の高原地帯として整備された観光スポットです。駐車場・ビジターセンター・遊歩道などが整備され、軽く高山の雰囲気を楽しみたい方やファミリー層にも適したエリアです。

周囲には高山植物の群落や湿原、噴気の上がる火山地形もあり、散策しながら自然の変化を感じられます。

管理の行き届いた遊歩道
散策途中には吾妻小富士や桶沼(おけぬま)周辺からの湧水・雨水を集めて湿原内を緩やかに流れる“無名水流”があらわれます。
眼前には一切経山が、山の中腹から出る噴気は「大穴火口」と呼ばれ、硫気(火山ガス)や水蒸気を常時噴出しています。
ズームして撮影した一切経山の大穴火口、この日はいつもより沢山の噴気が出ていて、かなり運の良い日だったそうです。
絶景……水流と緑と一切経山
浄土平湿原から見る吾妻小富士

Google Map


吾妻連峰に向かう際には福島県福島市の高湯温泉から土湯峠までを結ぶ、全長約29kmの山岳観光道路、「磐梯吾妻スカイライン」を通ります。

途中には車除けなどあり、ちょっとした撮影スポットがありますがこの日は全ての撮影スポットが大混雑、さすがに路駐というわけにはいきませんので撮影も諦めています。

初の吾妻小富士に浄土平湿原は大満足。

次回は夏頃に再度来ようかと思います。それとチャレンジできなかった一切経山の登山も。

つばくろ谷駐車場、不動沢橋から望む福島市

その他の記事