山形産デラウェア

【山形県置賜地域】小粒の葡萄だけど甘さはピカイチのデラウエア。生産量日本一の山形県置賜地域!

ぶどうと云えば秋の果物のイメージがありますが、8月のお盆頃に合わせて最盛期を迎える美味しい葡萄があるのをご存じですか?

高畠ワイナリー
高畠ワイナリー

葡萄の栽培が盛んな置賜地域では高級ブドウと云われるマスカットなど数種類の葡萄生産農家がおおくあります。

その中でも特に高畠町や南陽市は、小粒で甘いデラウエアの生産が全国1位となっています。そのデラウエアの出荷の最盛期は暑い盛りの8月となっており、今正に最盛期を迎えています。

この記事では、デラウェアとはどのような葡萄なのか、根強い人気の秘密などご紹介します。


デラウエアってどんな葡萄?

山形産デラウェア

そもそも、葡萄には多くの品種があり、現在日本の市場に出回っているのは50~60種類と云われています。珍しいものまで入れると100種類以上とも。その中には葡萄酒用に特化した品種もあります。

世界には10000種類以上の葡萄が存在していると云われているほど、ブドウの品種改良は、増え続けているようです。

その中でもデラウェアは小粒で甘く、タネも無いので子どもから高齢者まで、食べやすく万人向きな葡萄として人気があります。


山形県は江戸時代から葡萄を栽培していた!

収穫直前のブドウ

山形県のブドウ栽培の歴史は古く、江戸時代から行われていたそうです。

デラウエアはアメリカから日本へ明治5年ごろに伝わったそうです。明治時代にデラウエアが日本に伝わってからは、特に高畠町や南陽市でデラウエア葡萄の栽培に力を入れました。

その中でも高畠町時沢地区は、県内外からも認められるデラウエア葡萄の一大産地となり、甘く小粒なことから大変な人気となり、需要も爆発的に伸びたそうです。


一時期人気に陰りが……。

マスカット

大粒で食べ応えのある巨峰やマスカットなどの高級ブドウに人気が集まり、小粒なデラウエアは食べ応えや見栄えに物足りなさを感じ、人気が集まっている頃に比べると需要が半減してしまいました。

それに合わせて、デラウエア葡萄栽培から大粒の高級ブドウ栽培に切り替えた農家も多かったそうです。


人気が再燃!サイズアップが人気を呼び戻した?

山形産デラウェア

デラウエア葡萄は特色である甘くて種無し!さらに小粒で食べやすい?で知られていますが、元々は種がありました。

“果実はめしべの柱頭に花粉がついて受粉することで子房の中に種子ができ、子房がふくらんで実になります。ところが、ぶどうは受粉しなくても、房をジベレリン液に浸すことで実を作ることができます。その結果、受粉していないので種なしぶどうができる。”

出典:https://www.ajfarm.com/2559/

手間暇かけて小粒でも種がないから食べやすいと人気があったのに……大粒の高級ブドウに押されて注目を浴びなくなってしまいました。

そこでネックとなる小粒を覆し、味はそのままで食べ答えのある中粒サイズのデラウエアへと改良を重ね進化させました。

その結果最近では、小さな子供からお年寄りまで食べやすく、大きさも丁度よいと人気復活の兆しが見えてきています。

地元小学校などでは給食にも出て、子どもたちから大変喜ばれているそうです。


近くには釣りを楽しめるスポットも!

高畠駅
高畠駅

最寄りの高畠駅ではレンタサイクルもあり、葡萄畑を眺めながらサイクリングも楽しめます。

そしてそのまま進むと「蛭沢湖」が見えてきます。「蛭沢湖」は釣り愛好家たちからも人気のスポットです。

昭和11年に着工し、13年の歳月と延べ40万の人力を動員して完成した湖面積25haの灌漑用の人口湖(蛭沢貯水池)。春の雪解け水を満々とたたえた湖は、湖畔にそそり立つ奇岩怪岩や松の緑と調和して美しい。
西方奥に森林公園が、また蛭沢湖‐観音岩遊歩道が造成され、ハイキングコースとして親しまれている。米沢高畠間の広域自転車道路の終点地でもあり、高畠駅からのサイクリングも楽しめる。

出典:https://yamagatakanko.com/

蛭沢湖<Information>

  • 住所:山形県高畠町安久津蛭沢
  • アクセス:高畠駅より車で20分または高畠駅よりレンタサイクルで60分
  • 駐車場:有り
  • 最高深度:21m
  • 海抜:300m
  • 魚の種類:コイ、マブナ、ヘラブナ
  • 問い合わせ:高畠町観光協会電話番号0238-57-3844

GOOGLE MAP


まとめ

盛夏から店頭で見かけるようになる葡萄、デラウエアは明治時代から盛んに栽培され、山形県でも高畠町時沢地区はデラウエア葡萄の一大産地として全国的にも知られています。

小さい子供からお年寄りまで食べやすい小粒さが人気の秘密でした。それから大粒の高級ブドウに押され気味になりましたが、中粒サイズへと品種改良の成果もあり、最近は人気も戻ってきています。

高畠町は葡萄直売所などもあり美味しい葡萄に出会えそうですし、少し足を伸ばせば広々とした湖を眺めにも行ける場所です。サイクリングに適した街道を訪れてみるのもイイかもしれませんね。


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