【山形県高畠町】北緯38度、アメリカのワイン銘醸地ナパバレーと同緯度に位置する「高畠ワイナリー」
高畠町は、山形県の南部に位置し、古くから稲作をはじめ、ぶどうやラ・フランスなどの農業が盛んな町です。デラウェア品種については、市町村単位では全国一の出荷数を誇る、ぶどうの産地です。
1990年創業の山形県高畠町のワイナリー
高畠ワイナリーは、山形県産のぶどうを原料とするワインを製造するワイナリーとして、平成2年(1990年)に創業しました。気候や気温、土壌や地形などが、ぶどうの栽培とワインの醸造の両方に適している地域は、北緯30~50度と南緯20~40度に集まっており、ワインベルトと呼ばれます。
高畠ワイナリーは北緯38度に位置し、アメリカの高級ワイン銘醸地のナパバレー、ギリシャ等と同じ緯度上にあります。ワイナリーとして恵まれた、自然豊かな豊穣の地にあるといえます。
まほろばの里のワイン工場
高畠ワイナリーは観光も楽しめるワイナリーを目指しており、工場でワインの製造工程を見学することができます。また、ピノ・ノワール種のぶどうを栽培している試験農場も見学できます。
落ち着いた雰囲気のワイナリーショップでは、ショップ限定のオリジナルワインはもちろん、ビンテージワインや、焼酎や純米酒なども販売しており、ワイン醸造用ぶどうを使ったジュース、ワインに合うチーズやハム、オリジナルグッズなども揃えています。
季節ごとのイベントも開催していて、特に毎年10月上旬に開催される秋の収穫祭が人気です。ワインバーやフードコート、人気ミュージシャンらのライブなどで、一年で一番のにぎわいを見せます。
ゴールデンウィークに行われるスプリングフェスタは、花の寄せ植えコンテストがあるなど、ワインが苦手な人にも楽しめる内容です。
お盆の帰省時期には、串焼きフェスタ、肉祭り、ふるさとフェアを開催。山形牛の串焼きや米沢牛のステーキなど、毎回テーマを絞って山形のグルメとワインが楽しめます。
9月には、山形県の秋の風物詩である芋煮会を高畠ワイナリーでも開催し、芋煮とワインを楽しむことができます。牛肉と醤油がベースの山形県内陸風の芋煮、豚肉と味噌がベースの庄内風の芋煮のほか、秋の味覚が満載です。
高畠ワイナリー<Information>
- 名 称:高畠ワイナリー
- 住 所:〒999-2176 山形県東置賜郡高畠町大字糠野目2700-1
- 電話番号:0238-40-1840
- 公式URL:https://www.takahata-winery.jp/