【秋田】知られざる夜桜の名所?仏跡の残る「勢至公園」を散策

春、麗らかな花の季節になりました。秋田県は緑豊かな県ですから、もちろん県内各地にたくさんの花の名所があります。春といえばやはり桜の花が代表的です。春の花といえば梅や菜の花も有名ですが、日本の春の花といえばやはり桜です。桜を見て、花見をしなければやはり日本の春は始まらないという感があります。

今回は秋田県の中で最も桜の開花が早い名所である勢至公園の夜桜をご紹介します。もちろん昼も綺麗なのですが、夜だって負けていません。夜空に霞む鳥海山とライトアップされた桜のコントラストを楽しめるのはこの公園だけなのです。

霊峰「鳥海山」と桜が同時に楽しめる公園

秋田県にかほ市にある勢至公園は秋田県内でも有名な桜の名所です。観音潟と呼ばれる池の周辺には1,000本ものソメイヨシノが植えられており、春にはそれは見事な花を咲かせます。この桜の花は日露戦争の帰還者が植樹したものであると伝わっています。観音潟の周辺には名前通りにたくさんの観音像が配置されており、公園自体が平和の象徴でもあります。

もちろん春には観桜会が開かれ、昼夜を問わず多くの人々が足を運びます。昼は湖面にゆらめく青空と桜が美しく、2,000メートル級の火山である鳥海山がくっきりと。花の見ごろは四月中旬から下旬ですが、この頃にはまだ鳥海山には雪がたくさん積もっています。雪と桜が同時に見えるという、ちょっと変わった光景なのです。

ライトアップされた夜桜の散歩道

公園内にはお花見の付きものの出店も出ています。夜はお店の灯りも煌々と、とても幻想的な散策路に早変わりです。日中はお年寄りや子供が多く訪れますが、夜はこの幻想的な情景を求めて大人が多く訪れます。公園内には芝生も整備されていますので、ブルーシートを敷いてお酒を楽しむ人たちの姿も見受けられます。

風が吹くと周囲の桜が一斉に揺れ、「花灯り」という言葉が脳裏を掠めます。

出店から道なりに進むと、今度はライトアップされた桜並木が続きます。桜の木のバックになみなみと水を湛えるのは観音潟と呼ばれる池です。池の周囲には観音様が配置されており、観音様の足元には四国三十三カ所の土が埋められているとのこと。

池の周りにはずらりと桜並木が続き、ライトアップされています。池の周りは一周約1.2キロで、散歩コースにぴったりです。地元の人や観光客が夜桜を見ながらのんびり歩いている姿が見受けられました。夜の桜と池と鳥海山のコントラストはとても美しいですよ。

公園はヘラブナ釣りの名所でもあります。夜桜を見ながら釣りをしている人もいます。

最後に

秋田県にかほ市は山形県との県境にある自治体です。秋田県で最南端にあるため、桜の開花が県内で最も早い自治体です。それだけに桜や公園の整備には力を入れており、ゆったりと歩きながら桜を楽しめる名所が多くのが特徴です。

中でもこの勢至公園は、昼の桜だけでなく、夜桜も大変魅力的な場所です。夜の桜を見ながら雪帽子をかぶった鳥海山も見られるという絶好のロケーションですので、是非足を運んでみてください。その際はカメラをお忘れなく!

INFORMATION

名称勢至公園
住所〒018-0311 秋田県にかほ市金浦字上林
電話番号0184-43-6608
URLhttp://www.nikaho-kanko.jp/nature/park.html
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