【福島】日本で4番目に大きい湖、猪苗代湖を楽しむ!
目次
皆さん「猪苗代湖」という湖はご存知でしょうか?
猪苗代湖は、福島県のほど中央にあり、日本で4番目に大きい湖なんです!
どんな湖なのか行って見たくなりますよね。そこで今回はこの猪苗代湖の魅力やお勧めについてご紹介していきます!
猪苗代湖とは?
猪苗代湖は福島県会津若松市、郡山市、耶麻郡猪苗代町にまたがる断層湖で面積は約103キロ平方メートル。日本国内で4番目に広い湖で、福島県内では最大です。全国でも有数の標高の高い湖で、その湖面の標高は514m。福島県のシンボルの一つとして有名です。
湖水が澄んでいることから天鏡湖(てんきょうこ)とも呼ばれ、「猪苗代湖のミズスギゴケ群落」「猪苗代湖のハクチョウおよびその渡来地」が国の天然記念物に指定されています。
猪苗代湖に伝わる伝説とは?
その昔、弘法大師空海が日本各地の行脚の途中、ここ福島にも立ち寄りました。その際、機を織っていた女性に水をもらおうとしますが断られ、しかたなく別の村へ。
そこで米をといでいた翁という名前の貧しい女性にその米のとぎ水をもらえないかというと、女性は快く飲ませてくれました。
その翌日、突如として磐梯山が噴火。周囲の52の村が陥没して現在の猪苗代湖の湖底に沈んでしまったが、空海に水を飲ませた翁の家だけは湖底に沈まずに島となった。というお話です。
これが現在の猪苗代湖に実在する翁島だという「翁島伝説」が主に会津地方に伝わっているそうです。
猪苗代湖の冬の風物詩!
そんな猪苗代湖は冬になると一面が銀世界になり、情緒ある風景に一変します。
毎年冬になると、シベリアから約4000羽の白鳥が猪苗代湖を訪れ、まさに国の天然記念物に指定される光景を目にすることができます。
白鳥が訪れる時期としては、10月から翌年の4月ごろまで。運が良ければ、白鳥が列をなして飛んでくるところを見ることができるかもしれません!
また、白鳥を見るだけではなく、白鳥に餌を与えることもできるので、毎年、全国から多くの野鳥ファンが押し寄せます。実際に私も冬場猪苗代湖を訪れ、白鳥に餌を与えたことがありますが、白鳥は慣れているのか、自分たちから私たちのほうへやってくるんです!とてもかわいいですよね。
冬の猪苗代湖は景色だけではなく、普段あまり見ることができない白鳥の姿も見ることができるのでお勧めですね。
猪苗代湖は夏場も楽しい!
ウエイクボードを楽しむ
猪苗代湖は夏場も楽しいイベントが多くあります。例えば、猪苗代湖全体を堪能する「ウェイクボード」です。
ウェイクボードとは、モーターボートに引っ張られて、スキーのように水面をすべるスポーツです。(水上スキーですね)猪苗代湖ではこのウェイクボードを楽しむことができ、初めての人でも簡単に乗ることができるのでお勧めです。観光だけではなく、スポーツもできるなんて最高ですよね。
キャンプを楽しむ
また周辺にはキャンプ場も多数あります。
コテージ・ロッジ泊が可能なキャンプ場
- 猪苗代湖モビレージ
- 天神浜オートキャンプ場
- 小石ヶ浜オートキャンプ場。
無料・格安で利用可能なキャンプ場
- 崎川浜キャンプ場
- 背あぶり山キャンプ場
- 舟津浜キャンプ場
- 秋山浜キャンプ場
- 蟹沢浜キャンプ場
と、8カ所ものキャンプ場があるので、コテージでゆったりとファミリーキャンプ、格安キャンプ場でワイルドにソロキャンプ等々…シーンに合わせて友人や家族とレジャーを楽しむことができます。
猪苗代湖は波がほとんどないので、小さいお子様でも無理なく泳ぐこともできます。「海に行きたいけど遠いし、日焼けするのは嫌だ」という方はぜひ猪苗代湖で湖水浴してみるのもいいかもしれません。
年間を通して楽しめる猪苗代湖観光船
猪苗代湖には観光遊覧船もあります。
株式会社猪苗代観光船が運航している遊覧船は2隻でそれぞれ「はくちょう丸」「かめ丸」と命名されています。その名の通り、白鳥と亀の姿をしていて子供受けがよさそうです。
通常運行は「はくちょう丸」の担当で、「かめ丸」は主にクリスマスクルーズなどのイベント運行に限定して利用されているようです。
リンク:猪苗代観光船
まとめ
白鳥観察にマリンスポーツ、キャンプに遊覧船と、猪苗代湖は春夏秋冬一年中楽しむことができます。
福島県に来た際にはぜひ猪苗代湖を訪れてみてはいかがでしょうか?
INFORMATION
名称 | 猪苗代湖 |
公式URL | http://www.bandaisan.or.jp/ |
記事リンク | 猪苗代湖:https://jp.neft.asia/archives/304 |
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