温泉
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いわき湯本温泉は、年間で35万人もの観光客が訪れる古湯です。発祥は奈良時代にまで遡ります。かつては、三箱の御湯と呼ばれていました。その頃は、道後温泉や有馬温泉と並んで、日本の三古泉と称されていました。

昔も今も、多くの観光客を集めています。今回は、いわき湯本温泉のなかでも、とりわけ観光で利用しやすい「さはこの湯」という共同浴場を紹介していきます。

観光で利用しやすい「さはこの湯」

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湯本駅の北西に、温泉街が広がっています。28件の宿が、旅館組合に加盟しています。そのうちの3軒が共同浴場となっています。「上の湯」「みゆきの湯」「さはこの湯」です。

この3軒のなかでも、「さはこの湯」が高い人気を集めています。特に観光客が気軽に寄れる宿として親しまれています。

「さはこの湯」はどんな浴場?

「さはこの湯」は、平成7年10月に創業されました。純和風の外観をしていて、これがインスタ映えするということで写真を撮る人が多いです。大きな建物で迫力がありますが、1階の半分だけが公衆浴場となっています。外と違って中は一般的な公共風呂そのものです。

2階は、湯本温泉の歴史を解説するスペースとなっています。数々の資料が展示されています。3階は大広間です。「さはこの湯」は、保養所という名が冠されている通り、一日中のんびりと過ごすことができる施設になっています。

いざ浴室へ

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お風呂に入るには、まず券売機でチケットを買います。それを受付のおばちゃんに渡します。貴重品は、暗証番号式のボックスがあるので、そこに保管しておきます。

浴室は、「幸福の湯(桧風呂)」と「宝の湯(岩風呂)」があります。男女日替わりで入れる浴室が変わります。両方とも内風呂です。

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幸福の湯は、8角形の湯船と、小さな湯船があります。小さい湯船のほうが、熱湯だそうです。しかし、熱湯というほどは熱くはない、という感想を持たれる人が多いです。

源泉は59.7℃です。放流式になっています。浴室に入った段階で、硫黄の臭いが立ち込めます。お湯は透き通っています。

さはこの湯はゴージャスでもレトロでもない

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「さはこの湯」の魅力は、なんといっても庶民感です。美しい景色の広がる露天風呂というわけではないですし、いわき湯本の温泉の一大レジャースポットであるスパリゾートハワイアンズのような大きなお風呂があるわけではありません。

しかし極めてレトロというわけではなくて、公衆浴場を画に書いたような、そんなどこにでもある庶民感が、最大の魅力だと言えます。

温泉郷を歩いて汗ばんだ体を、古きよき公衆浴場の雰囲気のなかで癒すのもまた一興です。旅のお供に、多くの人に愛されるこの「さはこの湯」を味わってみてはいかがでしょうか。

INFORMATION

名称 いわき湯本温泉 さはこの湯 公衆浴場
所在地 福島県いわき市常磐湯本町三函176−1
電話番号 0246-43-0385
公式URL http://www.iwakicity-park.or.jp/sahako/
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