【山形県】道の駅に泊まろう!山形県で宿泊施設がある道の駅をご紹介!

道の駅での車中泊旅行が静かなブームを迎えているなか、安心して宿泊できる道の駅が増えていることをご存知でしょうか?

この記事では山形県内の道の駅の中から、安心して車中泊ができる「RVパーク」がある2つの道の駅をご紹介します。


道の駅 やまがた蔵王(山形市表蔵王:国道13号線)

道の駅 山形ざおうの正面全景 出典:道の駅 山形ざおう 公式サイト

2023年12月3日にオープンしたばかりの新しい道の駅で、隣接する「ぐっと山形」とともに多数の山形県産品を取り扱い広く紹介しています。

人工芝が敷詰められた多目的広場で、ワンちゃんのお散歩は禁止

人工芝のイベント広場や広い多目的ホールでは山形をPRするさまざまなイベントが開催され、「新たなビジネスを創造する」道の駅としても期待されています。

広い車中泊スペース

道の駅裏側にあるRVスペースは普通車2台分が1台分、間に建っているのは電源ボックス

1台分のスペースは普通車2台分の広さがあって、テーブルやイスなどをセッティングでき、5台分のスペースにそれぞれ電源(100V/15A)が付いています。

車中泊スペース近くの総合案内所がある「情報発信コーナー」のトイレを24時間利用でき、道の駅に停車するバス待合にある更衣室なども利用可能です。

バスの待合室と男女更衣室

ただ、館内にシャワーや入浴ができる設備はなく最寄りの温泉施設までは1.3kmほど離れているので、駐車する前に入浴を済ませておくことをおすすめします。

車中泊スペースではカセットコンロが使用し調理ができますが、必ず卓上などにおいて使用するのがルールで、火の取り扱いには十分注意してください。

車中泊スペースとイベント広場 出典:道の駅 山形ざおう 公式サイト

なお、スペースとその隣のイベント広場での焚火や花火は禁止されています。

洗い場がある「芋煮広場」

芋煮広場、屋根が付いているのが洗い場 出典:道の駅 山形ざおう 公式サイト

山形の秋の郷土料理「芋煮」を楽しむための「芋煮広場」は、手ぶらでの芋煮会開催や、キッチンカ―などによる芋煮販売でも活用されているスペースです。

キッチンかーによる芋煮の販売

車中泊スペースに近く、食事後にこの芋煮広場にある洗い場を使えます。

広場が利用されていない時は排水口が閉じられていたりしますが、利用後は必ずそれらを元に戻すようにしてください。

なお、芋煮広場は午前0時に街灯が消えますが、センサーライトが設置されていて近づけば明るくなるので夜中でも安心です。

「やまがた蔵王」で車中泊スペースを利用する際の手順

総合案内所と返却ポスト 出典:道の駅 山形ざおう 公式サイト

チェックイン時に総合案内所で料金を支払い、「専用電源キー」と「専用ゴミ集積コンテナキー」のほかに「使用許可証」を受け取ります。

宿泊翌日、総合案内所の営業が始まる9時以前にチェックアウトする場合は、キー類と許可証を「返却ポスト」に返却します。

車中泊専用ゴミ収集コンテナ 出典:道の駅 山形ざおう 公式サイト

なお、専用ゴミ集積コンテナにゴミを捨てる際は、施設指定のゴミ袋を購入して分別したうえで捨ててください。

道の駅内で購入できる山形のおすすめグルメ

山形プリン 出典:道の駅 山形ざおう 公式サイト

道の駅の建物内には、今山形で話題の4軒のお店のブースがあります。

いずれも地元の素材がふんだんに使われていて評判が高く、店舗前に設置されたイートインコーナーで味わうこともできます。

  • 山形プリン 道の駅蔵王:地元食材で作られた山形初のフルーツプリン専門店
  • SLOWJAM 道の駅やまがた蔵王:カヌレなどのスイーツとこだわりのカフェ
  • ESCARGOT ZAO BAUM STUDIO:焼き立てほかほかのバームクーヘン
  • TAKAHASHI BEEF FARM:自家牧場から直送の新鮮な肉とその加工商品

「やまがた蔵王」と「ぐっと山形」

道の駅の建物と直結の「にぎわいの街」

隣接の物産館「ぐっと山形」は1984年オープンですが、2023年に新設の道の駅と連携するお土産販売や飲食提供施設としてリニューアルオープンしました。

地酒やワインの品揃えが豊富

道の駅の建物と「ぐっと山形」とは屋内通路で結ばれていて、雨や雪の日でも濡れることなくそれぞれの施設間を移動することが可能です。

フードコートにある3つのジェラート店では多種のジェラートを販売

また、施設の敷地には山形県内の有名店の館外ショップが5店舗あって、こちらも買い物や食事に利用できます。

フードコートで提供している山形名物「板そば」、げそ天が大きくて美味

なお、「ぐっと山形」は館外ショップも含めて9時から17時(フードコートは10時から)なので、車中泊する場合には早目に買い物や食事を済ませておいた方が良いでしょう。

道の駅 やまがた蔵王<Information>

  • 施設名称:道の駅 やまがた蔵王
  • 所在地:山形県山形市表蔵王79番地1
  • 電話番号:023-676-6868
  • 営業時間:9:00~17:0
  • 定休日:なし
  • 車中泊スペース:チェックイン14:00~17:00、チェックアウト翌朝10:00
  • URL:道の駅 やまがた蔵王 公式サイト

ぐっと山形<Information>

  • 施設名称:ぐっと山形(株式会社 山形県観光物産会館)
  • 所在地:山形県山形市表蔵王68番地
  • 電話番号:023-688-5500
  • 営業時間:9:00~17:30
  • 定休日:なし
  • URL:ぐっと山形 公式サイト

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道の駅 たかはた(東置賜郡高畠町:国道113号線)

駐車場から見たレストランと案内所

まほろばの里」とも呼ばれ、美味しい果物とワインの産地で映画「スウィングガールズ」のロケ地としても知られている高畠町にある道の駅です。

高畠町の観光情報発信を目的として、「まほろば古の里歴史公園」に隣接する場所に造られました。

建物に近くて便利なRVパーク

4台分の車中泊スペースは前後に余裕あり

車中泊用として4台分の電源設備付きのRVパークが設置されていて、1台分のスペースが広く、テーブルやイスなどを使うこともできます。

電源ボックス

RVパークは、降雪が多い冬季を除く4月1日~11月30日までの間であればいつでも利用可能です。

宿泊の際に出たゴミは、道の駅指定のゴミ袋を購入すれば処理してもらえます。

案内所の右側に更衣室とシャワー室

更衣室とシャワー室(有料)があって4月1日~11月30日まで利用できますが、新型コロナ禍によって現在はシャワー室の利用を休止しているので、事前に確認して使えない場合は近くの温泉施設を利用すると良いでしょう。

なお、案内所やレストランエリアではフリーWi-Fiが利用可能です。

縄文売店と農産物直売所「まほろば大地の会」に、「レストラン縄文」

縄文売店

レストランはそばが自慢ですが、地元商工会の婦人部考案の「縄文ハンバーグ」が美味しいと評判で、「米沢牛コロッケ」や各種ジェラートも人気です。

ただし営業時間が16時45分までと店じまいが早いため、夕食には早目の利用をおすすめします。

ワインの品揃えが豊富

また、「縄文売店」と農産物直売所「まほろば大地の会」は17時30分まで営業しているので、こちらで夕食を調達するのも良いでしょう。

道の駅 たかはた<Information>

  • 施設名称:道の駅 たかはた
  • 所在地:山形県東置賜郡高畠町安久津2072-1
  • 電話番号:0238-52-5433
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:なし
  • 車中泊スペース:チェックイン13:00~16:30、チェックアウト翌朝9:00~10:00
  • URL:道の駅 たかはた 公式サイト

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まとめ

道の駅では近年、駐車場での車中泊が問題視されることが多く、残念ながら禁止する施設が増えているようです。

その中で、ホテルのような宿泊施設が併設されたり車中泊用のRVパークが設定されたりして、堂々と宿泊できる道の駅が登場しています。

駐車場での車中泊と違って費用がかかりますが、安心して宿泊できるRVパークを利用してみてははいかがでしょうか。


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