
会津ゆかりの絵柄が面白い!ちょっと変わりダネなお土産「会津花札」【福島県】
目次
会津花札とは?
会津花札(あいずはなふだ)は福島県会津若松市の印刷会社「北日本印刷株式会社」が生み出したオリジナル花札で、一般的な花札の一組48枚・12ヶ月折々の花や草木が、会津に纏わる様々な名産・名物・名所・偉人などに置き換わっています。

会津土産の一つとして、会津若松周辺のお土産屋さんや道の駅などで販売されています。
会津花札の札一覧
実際にどの札が何に置き換わっているのか?は以下の通りです。
月別に解説します!

【1月】松に鶴 > 漆器に観音
1月札は「松」。会津花札では代わりに会津の伝統工芸品「会津漆器」が用いられ、漆器の絵柄として「松」が描かれています。
光札は一般的には「鶴」ですが、こちらは大きな白い「会津慈母大観音」が鶴の代役を務めています。
短冊札の文字も通常は「あかよろし」ですが「あいづぬり」と、ド直球に変更されています。

【2月】梅にウグイス > 絵ろうそくに喜多方ラーメン
2月札は「梅」。こちらも1月と同様に会津の伝統工芸品「会津絵ろうそく」の模様として梅が描かれています。
種札に描かれるウグイスにつつかれているのは日本三大ラーメンの一つ「喜多方ラーメン」。
短冊札の文字も1月同様「あかよろし」から「絵ろうそく」になっています。

【3月】桜に幕 > 桜に磐梯山
3月札は「桜」。舞い散る桜の遠景に会津の名峰「磐梯山」が描かれ、光札の幕には会津の旧字体「會」の文字が。
カス札にはNHK大河ドラマ「八重の桜」で一躍全国区となった「新島八重(にいじまやえ)」が描かれています。
短冊札の文字は「みよしの」から「残す月影」に。

【4月】藤にホトトギス > 藤に大内宿
4月札は「藤」。会津若松市の南部、下郷町にある「大内宿」に咲く藤と名物の「ネギ蕎麦」描かれています。
種札にはネギ蕎麦をつつくホトトギスが。

【5月】菖蒲に八ツ橋 > 菖蒲に彼岸獅子
5月札は「菖蒲(あやめ)」。10万株の菖蒲が咲き誇る外苑「あやめ苑」を持つ会津総鎮守「伊佐須美神社」が描かれ、種札には会津の春の風物詩「会津彼岸獅子」が舞っています。

【6月】牡丹に蝶 > ソースかつ丼に粟饅頭
6月札は「牡丹」。会津名物「ソースかつ丼」が牡丹の蒔絵の器に収められています。
種札には蝶に柳津名物の「粟まんじゅう」、さらにはソースかつ丼も卵焼きが敷かれている「柳津風」となっています。

【7月】萩に猪 > 葵にベコ
7月札は「萩」。しかし会津花札では萩の代わりに会津若松市の花「立葵(たちあおい)」が用いられています。
種札も一般的には「猪」ですがこちらも会津の郷土玩具「赤べこ」が代役を務めています。

【8月】芒に月 > 芒に鶴ヶ城
8月札は「芒(すすき)」。芒の向こうには難攻不落とうたわれた会津の名城「鶴ヶ城」が描かれ、種札の空には一般的には雁(かり)が飛んでいますが、代わって「猪苗代湖へ向かう白鳥」が群れを成しています。

【9月】菊に盃 > 風車にこづゆ
9月札は「菊」。しかし会津は名札では「起き上がり小法師」「初音」と合わせて「会津三縁起」に数えられる「風車」が描かれます。
種札には盃にかわって会津の代表的な郷土料理「こづゆ」が登場しています。

【10月】紅葉に鹿 > 小法師にお殿様
10月札は「紅葉(もみじ)」。紅葉とともに描かれているのは「会津三縁起」の一つで七転八起の象徴とされている「起き上がり小法師」。
種札には鹿の代わりに会津松平藩9代目藩主「松平容保(まつだいらかたもり)」公が。

【11月】柳に小野道風 > 柳にゆかりの人物
11月札は「柳」。短冊には幕末最強の剣客集団「新選組」。カス札には飯盛山の「さざえ堂」。種札には民謡「会津磐梯山」に唄われる放蕩者「小原庄助(おはらしょうすけ)」。
光札には故郷・猪苗代の湖畔に佇む「野口英世(のぐちひでよ)」と…会津の代名詞が揃います。

【12月】桐に鳳凰 > 桐ゲタに唐人凧
12月札は「桐」。札を通して描かれるのは福島県の伝統的工芸品に指定されている「会津唐人凧」で、光札には西会津の特産品「桐ゲタ」が。

まとめ
「猪・鹿・蝶」が「ベコ・殿・蝶」になっているなど…花札を知っていても置き換えを把握しきらないと遊ぶ時に混乱しそうですが…変わり種の会津土産としては結構喜ばれる一品なのでは?と思います。
製造元である北日本印刷株式会社の公式HPでは「会津花札」の特設ページも開設され、メールでの直接注文も受け付けているようです。気になる方は覗いてみてください。
会津花札<Information>
- 公式URL:北日本印刷株式会社「会津花札」公式HP





















