人ごみが苦手な人が浅草寺を楽しむなら夜のライトアップを見に行こう!

仲見世

東京浅草観光と言えば、欠かしてはいけない浅草寺。
巨大な雷門や○重の塔、仲見世商店街など、見所はたくさんあります。
最近では、スカイツリーを下から眺める絶好のポイントにもなっているため、観光客がいつもごった返しています。

そう、いつもごった返しているのです!
人混みが苦手、人酔いをしてしまうという方にとって、この観光客でごった返している状態はあまり好ましいものではありません。
東京でも有数の観光地なのにスルーしてしまう方がいるのも、仕方ないでしょう。

とはいえ、せっかく東京に来たのに浅草寺を観光しないのはあまりにももったいない!
そこで、今回は『人混みが苦手な人にしか楽しめない』浅草寺の別の側面をご紹介します!


浅草寺とは

浅草寺雷門

そもそも浅草寺を知らないという方に解説します。
浅草寺とは1400年近い歴史を持つ観音霊場です。

雷門と書かれた巨大な赤提灯が吊された門は、浅草寺の名前を知らない方でも、1度は見たことがあるでしょう。
正式名称『風雷神門』、門の左右に風神と雷神を奉安した、浅草寺の総門です。

雷門をくぐると、広がっているのが仲見世です。
浅草寺には雷門から宝蔵門まで約250mの表参道が続いているのですが、その参道の両側に朱塗りの店舗が並んでいます。
これが仲見世商店街、日本最古の商店街のひとつです。
活気が凄まじく、毎日のように国内外の方々が観光しています。

続いて見えてくるのが宝蔵門。
以前は、両端に仁王像を奉安しているため、仁王門とも呼ばれていました。
東京大空襲で焼失後、再建された際に経典や寺宝を収蔵することから、宝蔵門と名付けられたそうです。

そして本堂。
聖観世音菩薩を奉安することから観音堂とも呼ばれる堂宇です。

ここまで見て、はじめて浅草寺の観光をしたと言えるでしょう。
他にも五重塔や影向堂、薬師堂、淡島堂、伝法院など、観るべきポイントはたくさんあります。
しかし、日本を代表する観光地と言うだけあって、どこもかしこも人だらけ。
人ごみが苦手な人には、あまり好ましいことではありません。
そんな方が、浅草寺を楽しむにはどうしたらいいのでしょうか。


浅草寺に行くなら夜がオススメ!その理由を解説!

先程、浅草寺は観光客が『いつも』ごった返していると書きましたが、実はこれには語弊があります。
『いつも』という単語を『毎日』という意味合いで使っていたのです。
実は、浅草寺にも人混みがない時間帯が存在しています。
それは『夜』です。

仲見世商店街も閉店し、本堂も閉まってしまう夜。
観光客も、『見所がなくなった』と思い込み、好んで集まってはきません。
しかし、実は夜の浅草寺には、昼には見られない嬉しい見所がたくさんあるのです!

ライトアップがキレイ!

五重塔と宝蔵門

浅草寺の夜の見所のひとつがライトアップです。
江戸開府400年記念事業として、平成15年10月1日から始まった浅草寺ライトアップ。

浅草寺の夜のライトアップでは、本堂や雷門、五重塔や宝蔵門が光に照らされます。
特にこの宝蔵門と五重塔を一緒に写した写真は、圧巻。
忘れずにカメラに収めておきましょう!

また、浅草寺とは関係ありませんが、浅草寺から見えるスカイツリーも見事なライトアップを見せてくれるので、こちらもチェックすることをオススメします!

仲見世シャッター壁画「浅草絵巻」

シャッター壁画

仲見世通りは、営業時間だけが楽しいわけではありません。
実は、シャッターを閉めてから、別の魅力を発信してくれるのです。
それが、仲見世シャッター壁画「浅草絵巻」です。

「浅草絵巻」は平成元年に完成した、仲見世通りの夜の顔。
東京芸術大学の平山教授と福井助教授監修の元、錚々たるメンバーによって描かれた壁画は、訪れた観光客の目を楽しませてくれます。

浅草の歴史や四季の行事が描かれた400mに渡る壁画。
日本の文化を象徴する、未来に残しておきたい浅草寺の遺産の1つとなってくれることでしょう。


人混みが嫌なら、夜がオススメ

浅草寺は、外国人や修学旅行客にも大人気の観光スポット。
人混みが嫌な人にとって、これは大問題です。

そんな方は、1度夜に訪れてみてはいかがでしょうか。
昼とはまた違った魅力が、あなたの旅を彩ってくれますよ!

浅草寺<Information>

  • 名  称:浅草寺
  • 住  所:〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目3−1
  • 電話番号:03-3842-0181
  • 公式URL:https://www.senso-ji.jp/

Google Map


その他の記事