冬の時期しか見られないレアな絶景といえば、樹氷があります。関東圏に住んでいる方は、あまり耳慣れない言葉かもしれません。樹氷とは、呼んで字のごとく樹に雪や氷が堆積することで形成されます。

特に蔵王では、アオモリトドマツという常緑の針葉樹が多く生えています。この樹に雪がついて固まるという現象を繰り返して、どんどん風上に向かって大きくなっていきます。それは尾びれのように伸びていきます。このことから、「エビのしっぽ」と呼ばれることもあります。

東北には、八甲田や八幡平、蔵王などの有名な樹氷のスポットがあります。なかでもツアーが企画されていて美しいと評判の蔵王の樹氷について、今回は紹介していきます。

 

樹氷鑑賞なら「みやぎ蔵王の樹氷めぐり」が一押し!

蔵王で樹氷を観るなら、なんといっても「みやぎ蔵王の樹氷めぐり」がおすすめです。キャビンが搭載された暖房付乗用雪上車「ワイルドモンスター号」で、蔵王連峰の樹氷原へ出発するツアーです。専属ガイドのトークが楽しいということでも評判を集めています。

「樹氷」とは、特別な環境下でしか発生しない極めてレアな現象です。国内では、蔵王を始めとして青森の八甲田や秋田の八幡平など、限定されたエリアでしか観ることができません。樹氷が育つためには、気象や降雪量、樹木の種類など、あらゆる条件が上手く揃わないと達成されません。

特に「みやぎ蔵王の樹氷めぐり」のツアーで赴く刈田岳山頂付近は、なかでも美しいパノラミックな樹氷原を堪能できます。

 

「みやぎ蔵王の樹氷めぐり」の概要

「みやぎ蔵王の樹氷めぐり」のツアーは、今年も既に始まって盛況を集めています。ツアーは1回2時間。1日3回行われています。以下がスケジュール表になります。

実施期間 時間
12月16日(土)~3月18日(日) 11:00~13:00
13:30~15:30
15:30~17:30

以下が料金です。

大人 子ども
5,300円 4,400円

料金には、長靴のレンタル料も含まれています。樹氷原に着いたら、雪道を歩くことになります。長靴やスノーブーツは必須のアイテムになります。

 

ワイルドモンスター号に乗って樹氷原へ

スタートは、蔵王町の「すみかわスノーパーク」です。ここのレストハウスで受付を行います。すみかわスノーパークまでは、仙台駅から送迎バスが出ています。

樹氷ポイントまでは、スノーパークからワイルドモンスター号で向かいます(片道45分)。通常車両(4800円)とグランクラスという特別車両(通常料金+2500円)が用意されています。

通常車両は他のお客と向かい合って座るタイプですが、グランクラスは新幹線のような座席です。向かい合ったりせずに、快適に向かいたい方には、グランクラスがおすすめです。

 

樹氷原には大量のアイスモンスターが

樹氷観賞ポイントは標高1,600m付近になります。-10度に達することもあるので、防寒対策は完璧にしていきましょう。樹氷原は、まさにインスタ映えする光景です。天然のアイスモンスターが盛大に出迎えてくれます。

 

「樹氷の家」を見に行くナイトツアーも

昼の樹氷も最高ですが、実は夜の樹氷もまた魅力があります。すみかわスノーパークでは、昼だけではなくて、夜の「樹氷の家めぐり(3100円)」というツアーを企画しています。

レストハウスから雪上車で、標高1,400mの森へ向かいます(片道25分)。アオモリトドマツの樹氷がランタンで照らされていて、幻想的な光景が広がっています。氷に覆われて巨大化したマツは、まるでかまくらのようです。このかまくらを、樹氷の家と呼んでいます。もちろん、中にも入れます。

昼間のツアーに参加して満足できたら、ぜひ夜はこの樹氷の家めぐりにも行ってみましょう。また違った感動が待っています。

 

INFORMATION

名称 みやぎ蔵王の樹氷めぐり(すみかわスノーパーク)
所在地 宮城県刈田郡 蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有林内
電話番号 0224-87-2610
公式URL http://www.zao-sumikawa.jp/juhyo.html
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