伊達茶

2017年7月27日、陸奥国一之宮 鹽竈神社大講堂にて、「伊達茶」の完成披露記者発表会が行われました。
伊達茶は塩竃市に店舗を置く株式会社矢部園茶舗が製造販売する日本茶。
石巻市桃生町で作られた茶葉を利用した北限のお茶です。
今回は、塩釜の新たな名物として誕生した「伊達茶」について紹介します。

 

矢部園茶舗とは

テイスティングコーナーで社長と

矢部園茶舗は、2017年で創業84年を迎える老舗の茶匠。
塩釜から全国、果ては世界に日本茶の美味しさを伝えるため、日々活動しています。

お茶の美味しさは折り紙付きです。
今年運行を開始したJR東日本・豪華寝台車、TRAIN SUITE 四季島で提供されるお茶に採用されるほど。
お茶の煎れ方まで完全にディレクションし、お酒の飲めないお客様にその魅力を100%堪能してもらっています。

そんな矢部園が、新たに製造販売する北限の銘茶こそが今回ご紹介する「伊達茶」なのです。

 

伊達茶とは?

伊達茶は、宮城県石巻市桃生町で生産された日本茶です。

以前は「桃生茶」として販売し地元の人に愛されてきたのですが、全国の方により深く知ってもらうため「伊達茶」と名前を改めて、リニューアルデビューを果たしました。
「伊達」の名前は、宮城県を代表するシンボルです。
この名を用いて、全国の皆さんに宮城県の文化と共にキャッチーに発信していくのが狙いです。

桃生の名前を無くしてしまうことを惜しむ声はありました。
しかし「伊達」というシンボルを立てて全国に注目してもらい、その上で桃生町で生産されたことを説明すれば、桃生町でお茶が栽培されているということが全国にPRできるため、この決断に踏み切ったと矢部園の矢部亨社長は語ります。

「桃生」の名前はただ無くしたわけではありません。
伊達茶のパッケージは伊達文化のひとつである「キリコ」風にデザインされているのですが、その中央上方にさんさんと輝く太陽をイメージした「桃の柄」として、桃生の名前は息づいているのです。

ちなみに、この伊達茶の名前、伊達政宗から数えて第18代目の当主にあたる伊達泰宗氏により認められた、伊達家公認の名前となります!

さて、気になるのは伊達茶の味です。
会場にはテイスティングコーナーがあり、私も味わってみたのですが、飲んだ瞬間に思ったのが「日本茶ってこんなに美味しかったのか!」ということ。
そのくらいの衝撃を受けてしまいました。

伊達茶

会場で振る舞われた、水出し珈琲ならぬ氷水出し伊達茶は、煎茶と玄米茶の2種類。
双方とも、口にした瞬間に広がる豊かな香りは、今までどんなお茶を飲んでも体験してこなかったほどに心を揺さぶります。
苦みは無く、甘い飲み口。
最後にかすかに感じる渋みが爽やかな後味を残します。

氷水で出すことで、苦み成分であるカフェインの溶出が抑制されるため、苦みがほとんどなく飲みやすい日本茶になるとのこと。
このように、伊達茶は氷水出しで飲むことが推奨されていますが、温かいお湯を使うことで上品な苦みを味わうこともできます。
季節や気分に合わせて飲み分け、より深く伊達茶を堪能してみてください。

伊達茶の美味しい飲み方

伊達茶は氷水出しでの飲み方が推奨されており、専用にシェーカーとしても使える急須が作られています。
作り方はカンタン。
急須にお茶の葉を入れ、その上から氷をそのまま投入。
常温の水を入れて90秒くらい軽くシェイクするだけで完成です。

専用の急須がない場合、氷と水を入れたなら20~30分置いてから入れると、美味しく飲むことができます。
もちろん、お湯で煎れると別の魅力が楽しめますので、どちらも試してみてください。
伊達茶が正式に発売されるのは2017年8月5日。
塩釜の矢部園茶舗の店舗やオンライン通販にて購入できます。
350mlペットボトルは先行発売されているので、一足早く飲んでみたい方はそちらをお買い求めください。

INFORMATION

名称 矢部園茶舗
所在地 〒985-0002宮城県塩竈市海岸通り2-3
電話番号 022-364-1515
公式URL http://yabe-en.com/
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