日本五大桜や三大巨桜に数えられる日本屈指のシダレザクラ、三春滝桜を鑑賞してきた!
目次
三春滝桜とは
三春滝桜とは、日本五大桜や三大巨桜に数えられる日本屈指のシダレザクラです。
樹高12m、根回り11m、幹周り9.5m、根張りは東西22m南北18mという大きさ、推定樹齢は1000年を超える大きさ、歴史共に規格外。
江戸後期の国学者、加茂季鷹による「陸奥にみちたるのみか四方八方にひびきわたれる滝桜花」という詠歌で残酷的にその名が知られたと言われています。
大正11年には桜としては初となる国の天然記念物に指定され、橋本明治画伯による皇居宮殿の正殿松の間を杉戸絵「櫻」や、千住博画伯による赤坂サカス赤坂Bizタワー壁画「四季樹木図」も、この三春滝桜をモデルに描かれています。
三春滝桜を見てきた!
というわけで、2018年4月10日。
筆者は三春滝桜まで来ていました。
天候は晴れ。
まさにお花見日和といった天気でした。
大渋滞!会場入りは早めか遅めに!
会場は平日だというのに大渋滞。
昼過ぎに会場入りするつもりでしたが、駐車場にたどり着くころには14時になっていました。
恐るべし滝桜……。
駐車場は広く、空きも十分にあったのですが、入り口がひとつしかない故に詰まってしまうのが原因でしょう。
スムーズな入場のためには、早めの会場入りが求められます。
また、三春滝桜はライトアップイベントもあるため、遅めの会場入りもオススメです。
出店が豊富すぎて滝桜を見る前に、お腹いっぱいになりそう!
駐車場から滝桜までは距離があり、少しばかり歩かなくてはいけません。
その道すがらに並んでいるのが、桜祭り恒例の出店です。
中でも、三春三角油揚製造元である「おおはたや」の直営店や、ゆべしで有名なかんのやの直営店は、観光客で常ににぎわっていました。
他にも、ソフトクリームやクレープなどの定番出店も豊富にあるため、滝桜を見る前にお腹いっぱいになりそうです。
そこで、滝桜を堪能するために筆者のオススメするプランは、滝桜までの道のりで出店をひと通り眺め、食べたいものをチェックしておき、滝桜を存分に堪能した後、帰りの道すがら食べることです。
美しい花を鑑賞した感想を、言い合いながら食べるお祭りスイーツは最高ですよ!
いよいよ滝桜!菜の花とのコントラストが最高!
ようやく滝桜までたどり着くと、そこは人!人!人!
平日の昼間だというのに、観光客でごった返しているではありませんか!
人ごみをかきわけ、桜の木を見上げると、その迫力は言葉では言い尽くせないほど。
1000年積み上げてきた歴史を否が応でも感じざるを得ません。
一度人ごみからはずれ、別の撮影スポットへと移動。
遠くから滝桜を眺めると、また違った魅力が筆者に襲い掛かってきます。
桜の木の周りには、満開の菜の花畑が広がっていたのです。
三春滝桜の厳かなピンクと、一面に広がる菜の花の鮮やかな黄色。
そのコントラスとは、他の桜の名所では見られない美しいものでした。
できる限りその魅力を伝えるべく写真を撮ってきたのですが、絶対に直で見るべきだと思います!
感動しますよ!
まとめ
日本五大桜、三大巨桜、天然記念物とさまざまな称号を手にする三春滝桜。
その迫力は、やはり写真と文章では伝えきれない素晴らしいものでした。
2018年の桜は見ごろを過ぎてしまいましたが、来年の春は是非福島県の三春へ訪れてみてはいかがでしょうか。
INFORMATION
名称 | 三春滝桜 |
所在地 | 福島県田村郡三春町大字滝字桜久保296 |
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