世界の美しい秘境は、青をしていることが多いです。たとえば、イタリアのカプリ島にある青の洞窟や、モロッコの青い町として知られるシャウエンなどが有名です。日本における青い秘境として有名なのが、青森県の白神山地にある青池です。今回は、この青池観光の魅力を紹介していきます。
人気の青池観光!
青池のある「白神山地」は、青森県南西部から秋田県北西部にまたがる山岳地帯です。ここは、世界でも最大のブナ地帯として知られています。その面積は、実に13万ヘクタールです。青池は、なかでも日本海側の端にあります。日本海沿いに白神山地へ入っていきます。青池観光の拠点として、特産品の販売や軽食が提供されている「森の物産館 キョロロ」が利用できます。ここから、青池へと出発します。
第一印象はやっぱり「青い」
キョロロから10分ほど歩けば、青池に到着します。青池を観た人の一番の感想は、「青い」です。青池とはいっても、ちょっと青いぐらいじゃないの? となんとなくイメージしている人が多いです。しかし、実際に行ってみると、思った以上に青くて驚いてしまうわけです。特に日の当たり方によっては、青池に頭上のブナの緑が反射して、エメラルドグリーンのようにも見えます。これが非常に美しいと評判です。
見ごろは、4~8月です。特にこの時期は、太陽の日照角度が高くなり、より青く美しく見えます。ただ、そもそもなぜ青く見えるのかは、科学的には証明されていません。一番綺麗に見えるのは、6月です。
青池のさらに奥地へ
青池を堪能したら、さらに奥へと向かうのがおすすめです。奥には、それこそブナの原生林が広がっています。人工的なものではないので、それぞれの幹の太さが異なっています。日本の誇るブナに圧倒されながら進んでいくと、「沸壺(わきつぼ)の池」が見えてきます。この沸壺の池は、青池の次に青い池として知られています。近くには、休憩所の「十二湖庵」があります。ここでは、沸壺の池の湧き水を使った抹茶が無料で提供されています。
抹茶というと、かなりシブくて苦くて、子どもは苦手であったり、大人でも難しいということがあります。しかし、ここの抹茶は苦味が少なくて甘味があるので、子どももおいしく飲めると人気です。
青池ソフトを忘れずに!
青池観光の際にぜひ食べてみたいのが、青池ソフトです。これは、JR五能線の「十二湖駅」でゲットできます。青池ソフトは、その池を象徴するように、うっすらと青みがかったソフトクリームになっています。味は、ヨーグルトをベースにブルーハワイの爽やかな甘味を感じることができます。
INFORMATION
名称 | 青池 |
住所 | 〒038-2206 青森県西津軽郡 深浦町松神松神山1-56(森の物産館 キョロロ) |
電話番号 | 0173-77-2781(森の物産館 キョロロ) |
URL | https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kankyo/kankyosenta/Aoike_Top_1.html |
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