浅草寺

【東京】日本の超有名観光地の一つ「浅草寺」

浅草寺は、都内でも屈指の規模を誇る大伽藍を有する寺院で、昔から「浅草の観音様」の代名詞で親しまれてきました。
東京都では最も古い寺院の一つで、時代ごとに周辺地域の発展を見守る存在として崇められてきました。
推古天皇の時代には、近くにある川で観音像が発見されています。この観音像を本尊として崇めるようになってからは、大いに栄えるようになりました。

浅草寺

Photo by Richard, enjoy my life! – 浅草寺 / Size-adapted.

浅草寺が大伽藍として特に成長したのは江戸時代のことで、江戸の庶民からも厚く崇敬されました。
同時に徳川幕府からの信頼も厚く、下町を象徴する寺院としての地位が確立しました。
江戸時代には様々な縁日が開かれていましたが、ほおずき市は今日に通じる行事として残されています。

南側で堂々とした姿を見せる雷門は、浅草寺のシンボル的な建物の一つです。
中央部には巨大な提灯が吊り下げられ、独特な造形美も特徴的になる建物です。
雷門は幕末の時代に火災で焼失してからは、長らくは再建されることがありませんでしたが、戦後に復興して見事な姿が復活しました。
今では外国人観光客にとっても人気の建造物で、江戸風情をよく表していることも知られています。

雷門を通過すると、そこには長大な門前商店街が見えてきます。この商店街は仲見世と呼ばれ、古くから親しまれてきました。
現在の仲見世は1923年の関東大震災の後に復興したもので、雷門と同じように独特な風情があります。仲見世には伝統の土産物を販売する店が多く、季節を通じて観光客が絶えることがありません。

仲見世を通過して進むと、大きな本堂が見えてきますが、この建物は戦災の後に再建されたものです。
壮大な規模を誇る本堂は、瓦屋根の色彩や曲線が美しく、周辺の五重塔や東京スカイツリーとの対比も見事です。
正月の初詣の時期には大変な賑わいになりますが、普段の週末でも観光客が多い場所です。
浅草寺の大伽藍は、夜間にはライトアップで違った姿に変化して、幻想的な雰囲気がある夜景も楽しめるのが魅力です。

INFORMATION

名称浅草寺
所在地〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1
電話番号03-3842-0181
公式URLhttp://www.senso-ji.jp/
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