【東京】無料なのに充実の展示!消防博物館に行こう!
消防車や救急車、消防ヘリの実物を、目の前で、じっくり見てみませんか?消防博物館には、明治時代の消防馬車から、大正時代の外国製消防車などが勢ぞろい。
子どもも楽しめるアニメや、動くジオラマなど体験型の展示も充実!しかも、無料です。お弁当持ち込みOKの休憩所も完備してますから、家族連れにもおすすめです。
実物の消防ヘリと車輛展示に感動!
消防博物館は東京メトロ丸ノ内線の四谷三丁目駅のB2出口と直結しています。地下1階エントランスと、地上1階エントランスのどちらからでも入場できます。受付で入館バッチを受取りわかるところにつけてから見学開始です。
1階にはミニシアター、消防ヘリコプターが展示されています。ミニシアターで上映されているのは防災アニメ、消防隊紹介などです。消防ヘリは昭和57年まで実際に使われていた機体です。この機体は天井から吊るされていて、真下が地下1階への階段となっています。
地下1階への階段から見下ろした眺めです。地下1階には、ハシゴ車、消防ポンプ車、救急車など、大正時代から平成にかけて使われていた車輛が7台が展示されています。ちなみに東京に初めて消防ポンプ車が登場したのは大正6年です。それ以降、消防自動車は年々進歩を遂げています。時代とともに、消防車がどう変わっていったのかがわかる解説もあります。
また、ミュージアムもあって防災用品やオリジナルグッズなども購入できます。見学を終えたらエレベーターで3階の展示場に移動です。2階は四谷消防署で展示はありません。
アニメと動くジオラマで知る消防
3階のテーマは「現代の消防」で、様々な災害への取組みについての展示となっています。子どもにわかりやすいようにアニメと動くジオラマで火災発生から消火と人命救助の活動までの流れを解説してくれます。
アニメシアターでは、防火や防災アニメを常時上映しています。こちらのアニメには英語版も用意されています。
最新の消防装備、救急資器材などの実物の展示や、消防自動車の模型の展示、それからシルエットクイズ的な消防車輛の解説パネルもあります。他に子どもが消防隊の出動をシミュレーション体験できる消防車の展示もあります。ファミリーで楽しめるような展示が中心なっています。
4階の展示テーマは「消防の変遷」です。消防装備が明治時代から現代にかけていかに近代されて発展していったかがわかる展示内容になっています。
明治時代に使われた馬車がけん引する蒸気ポンプや、消防装備、消火活動のジオラマ、大正時代については関東大震災の記録映像や写真などを展示しています。戦時中の消防それから高層ビル火災への対応など、明治時代以降の消防の近代化への流れがわかります。
消防ヘリに乗ってみよう!
5階の屋外には消防ヘリコプターが展示されています。1階の消防ヘリには乗れませんが、ここの消防ヘリには搭乗できます。ではせっかくですからコックピットに入ってみましょう。
これが消防ヘリコプターの操縦席です。実際に使われてきた本物です。ドアはいつもオープン状態ですから、お子さん連れで行った時はお子さんを座らせて記念写真も撮れます。屋外にはイスもあってこちらで休憩もできます。
江戸時代の火消しを知ろう!
屋外でヘリに乗ったら、5階の展示を鑑賞するとしましょう。5階の展示テーマは「消防の夜明け~江戸の火消~」です。江戸時代、江戸の町を守った火消の誕生とその仕組みについて展示しています。
大きな見所は2つで、1つは江戸の町並みを再現したジオラマです。火事の中での火消しの活躍がよくわかります。もう1つは火消のシンボルの纏(まとい)です。江戸の町火消しの「いろは48組」と「本所深川16組」のすべての纏が実物の1/2の大きさで展示されています。
写真でもわかると思いますが、ショーケースの中にあるあの大きさで1/2ですから実物がいかに巨大だったかがうかがえますね。こちらの5階で主だった展示はすべて見終えたことになります。他に6階が企画展示室・映像室。7階が水・金・日の13時開館の図書資料室となります。最後に10階の展望休憩室で休んでから帰るとしましょう。
展望休憩室の眺めを楽しもう!
10階は展望休憩室になっていて、飲み物の自販機と4人掛けのテーブル席が10個ほどあります。ここではお弁当やおやつなど、持ち込んで飲食しながらゆっくりできます。東京スカイツリーや新宿の高層ビル群も見えますし、晴れた日は富士山が見えることもあります。お昼時は平日でも満席になるほど人気のスポットです。
いかがでしたか?
無料で楽しめる「消防博物館」は、休館日が月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始(12/28~1/4)です。開館時間ですが、午前9時30分~午後5時までです。大人も子どもも楽しめて社会科見学として勉強にもなりますからおすすめです。ぜひ行ってみてください。
INFORMATION
名称 | 消防博物館 |
住所 | 〒160-0004 東京都新宿区四谷3丁目10番 |
電話番号 | 03-3353-9119 |
URL | http://www.tfd.metro.tokyo.jp/ts/museum.html |
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