「岩手クラフトビールフェス in Morioka 2026」で岩手県内16社のクラフトビールを飲み比べ!【岩手県】

2026年10月3日、4日の2日間、「もりおか歴史文化館」前の広場で「岩手クラフトビールフェス in Morioka 2026」が開催されました。

岩手県内でクラフトビールを醸す16社が一同に会して開催され、岩手の「地ビール」飲み比べを楽しむことができるイベントです。


「岩手クラフトビールフェスin Morioka」とは?

岩手のクラフトビールを世に広めることを目的とする、「岩手クラフトビールアソシエーション(IWATE CRAFTBEER ASSOCIATION:ICA)」が主催する入場無料のイベントです。

もりおか歴史文化館前広場
もりおか歴史文化館前広場

2024年から開催され、3回目の今年は参加ブルワリーが16社に増え、これまでで一番広い「もりおか歴史文化館」前の広場が会場です。

ブルワリーの出店スペース
ブルワリーの出店スペース

筆者が赴いた4日(日)の午前中はかなりの賑わいで、ずらりと並んだブルワリーのテントでは自慢の定番ビールやフェス限定ビールが飛ぶように売れていました。

本部などでブルワリーをまたぐ飲み比べセットの購入や、スタンプラリーの台紙などが配られていた
本部などでブルワリーをまたぐ飲み比べセットの購入や、スタンプラリーの台紙などが配られていた

お得な飲み比べセットはブルワリー独自のもののほか、主催者が用意した異なる4つのブルワリーを選べるセット(200ml×4杯=1,600円)の2種類です。

また、各ブースでの直接購入で押されるスタンプを集めて景品をもらう、スタンプラリーを楽しむお客さんも多く見かけられました。

フードコーナー
フードコーナー

フードコーナーでは、県内の飲食店などがビールに合うおつまみを用意していて、美味しそうな匂いが会場中に漂っています。

フェスの会場をチラ見しながら通過していくランナー
フェスの会場をチラ見しながら通過していくランナー

なお、この日は「いわて盛岡シティマラソン2026」が開催され、会場出入口前の道をランナーたちが走り抜けて行き、お客さんがビール片手に声援を送っていました。

ビールの種類について、ラガーとエールはどう違う?

原料の違いなどによってさまざまな色のビールが醸される

ビールは大きく分けて「ラガー」と「エール」の2つのタイプに分類されています。

  • ラガー:沈んだ酵母が低温で時間をかけて発酵する「下面発酵」で、1カ月ほど熟成させる
  • エール:酵母が上に浮かび上がり高めの温度で発酵する「上面発酵」で、3~5日で発酵を終わらせる
元祖ピルスナー「ピルスナー・ウルケル」(写真:Steven Walling/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0)
元祖ピルスナー「ピルスナー・ウルケル」(写真:Steven Walling/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0)

ラガーはほどよい苦味にすっきりした飲み口とさわやかなのど越しが特徴で、「ピルスナー」や黒ビールの「シュバルツ」などがあり、日本の大手ビールメーカーはこちらのタイプが主流です。

フラーズのIPA(写真:Tom k&e/Wikimedia Commons/CC BY-SA 3.0)

エールはホップを利かせたフルーティーで華やかな香りと、コクのある複雑な味わいが特徴で、ペールエール、IPA(インディア・ペールエール)、スタウト(黒ビール)などがあり、クラフトビールのブルワリーの多くはこちらを定番としています。


いま岩手のクラフトビール業界が熱い!県北の5つのブルワリー

参加した16社のロゴマーク
参加した16社のロゴマーク

今回フェスに出店した16のブルワリーの特徴やこだわり、おすすめビールなどについて、まずは以前に別記事で触れた、盛岡周辺の5社についてご紹介します。

BAEREN(ベアレン)醸造所:盛岡市北山1丁目

レンガ造りのベアレン醸造所
レンガ造りのベアレン醸造所

盛岡のクラフトビール界の草分け的存在で、ドイツで100年以上使われた仕込み釜を輸入し、ドイツ産麦芽を使った伝統的なビール造りが特徴です。

醸造所併設の直売所のほか市内に直営レストランが4軒あり、酒屋やスーパーの店頭で普通に購入できます。

盛岡市内の「タストヴァン」に並べられていた瓶ビールと缶ビール
盛岡市内の「タストヴァン」に並べられていた缶ビール

ラガータイプの定番「クラシック」のほか、「シュバルツ」「ヴァイツェン」「ピルスナー」「レモンラードラー」「かぼすラードラー」「へレス」「ラオホ」などを醸しています。

今回のフェスでは定番の「クラシック」のほか、ドイツのオクトーバーフェストで飲まれる「メルツェン」を再現した「フェストビール」や、岩手県産原料100%の「つなぐビール」2種が出品されました。

リンク – べアレン醸造所


NANBU CRAFT BREWERY(南部クラフト):盛岡市八幡町

1階のシャッターの中が売店で、その上がビアガーデン
1階のシャッターの中が売店で、その上がビアガーデン

アメリカ西海岸のクラフトビール文化を参考に、リフォーム会社社長が手作りで立ち上げたマイクロブルワリーで、醸造所に売店とBBQを楽しめるビアガーデンがあります。

盛岡市内のタストヴァンでは定番4種の瓶がきれいに並べられている
盛岡市内のタストヴァンでは定番4種の瓶がきれいに並べられている

岩手の地元食材を使った上面発酵のエールビール、「ペールエール」「IPA」「スタウト」「ヴァイツェン」などが定番です。

そのほか雫石町産ホップが使われた限定ビール「アンバーエール」がフェスで販売されていました。

リンク – NANBU CRAFT BREWERY


暁(あかつき)ブルワリー 八幡平ファクトリー:八幡平市松尾寄木

岩手山の湧き水と八幡平の地熱発電によるエネルギーによって、麦芽の旨味が活きた飲み口すっきりの「オーガニックビール」を造っています。

フェスでは定番4種のほか、日本酒酵母で醸されたビールやお茶を使ったビールなどの限定ビールが販売されていました。

以前に飲んだ「ドラゴンアイ」4種
以前に飲んだ「ドラゴンアイ」4種

日本で初めて「有機JAS認証」を受けたオーガニックビール「ドラゴンアイ」は次の4種類が定番です。

  • スカイ(ピルスナー):品の良い香り、のど越しスッキリで飲みやすい
  • マグマIPL(インディア・ペール・ラガー):ホップの苦味が感じられ余韻が深い
  • サン(ゴールデンエール):さわやかな香りで飲み口スッキリ、麦芽の旨味が感じられる
  • スノー(ペールエール):フルーティーな香りで、麦芽の甘味とホップの苦味のバランスが良い

リンク – 暁ブルワリー


ヘリオス酒造 沢内醸造所:和賀郡西和賀町沢内

かつて銀河高原ビールの製造拠点だった、岩手県西和賀町の醸造所。その施設を引き継いだのが、沖縄県のヘリオス酒造です。沢内醸造所では、ドイツ産の麦芽とホップ、和賀岳の伏流水を使いビールを醸造しています。

  • メーテルのヴァイツェン:バナナの香りと豊かなコク、「銀河鉄道999」のメーテルをイメージ
  • ユキノチカラ(ホワイトエール):軽い酸味と甘みですっきりした味わい
  • ザ・マタギ(ペールエール):フルーティーな香り、モルトのコク、苦味の3拍子が揃う
  • ブルースター IPA:柑橘系の香りの飲みやすいうす濁りのIPA
  • 青い空と海のビール:沖縄のヘリオス酒造が醸すヴァイツェンはトロピカルな香り

これらのほかに「フェストビール」などの限定ビールも販売されました。

リンク – ヘリオス酒造 沢内醸造所


BrewBeast(ブリュービースト):花巻市大通り1丁目

2019年、岩手県花巻市にセルフリノベーションで醸造所を構えビール造りをスタート。「BrewBeast」という名前には、ビールの醸造を意味する「brew」と、「最高の時間を作りたい」という思いを表した「best and story」が込められています。

JR花巻駅前にある醸造所に直売店「Lit work place」があり、新鮮なクラフトビールをタップから直接注いで楽しめます。

以前は待合所だった場所にできた「BAGLE&BEER Lit work place 盛岡駅店」
以前は待合所だった場所にできた「BAGLE&BEER Lit work place 盛岡駅店」

またJR盛岡駅南口構内の2階に「BAGLE&BEER Lit work place 盛岡駅店」があります。

タストヴァンで販売されていたブリュービーストの缶ビールは9種類
タストヴァンで販売されていたブリュービーストの缶ビールは9種類

さまざまな副原料を使ったビール造りにチャレンジしており、常時10種類以上のIPAが造られていて、今回提供されていたのは次の4つのIPAでした。

  • IMPACT:4種のホップによる衝撃的な香り、苦味は控えめでフルーティな定番ヘイジーIPA
  • FIELD TRIP:岩手県産のフレッシュな生ホップの華やかな香りを楽しめる
  • EN de BER:燻製麦芽や焙煎麦芽によるスモーキーな風味のアンバーエール
  • Mr.Radical:マスカット果汁の風味とハーブの香り、スッキリした酸味の緑色のエール 

リンク – BrewBeast


今回紹介した盛岡周辺の5つのブルワリーについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。


いま岩手のクラフトビール業界が熱い!県南の6つのブルワリー

ブースでの生ビールのほかに缶や瓶も販売される
ブースでの生ビールのほかに缶や瓶も販売される

ここからは、同じく以前に別の記事で触れた県南の5社をご紹介します。

SAKURA BREWERY(さくらブルワリー):北上市大通り4丁目

2015年に岩手県北上市で醸造を始めた「SAKURA BREWERY(さくらブルワリー)」。英国などでホテルのシェフや醸造士を経験した、英国出身のバットランド・スティーブン・マイケル氏が手がけています。「さくら」の名は北上展勝地の桜に由来し、その礎を築いた妻の祖父・沢藤幸次氏への敬意も込められています。

英国スタイルのビールに加え、展勝地の桜から採取・培養した酵母を使う「さくらエール」や、北上市岩沢地区の天然水で仕込む「羽山ラガー」など、地域にちなんだビールも製造。2020年にはクラフトジンの蒸留も始めています。

  • 展勝地さくらエール:展勝地の桜に由来する酵母が醸した定番エール
  • BerryliciouS:4種のベリーが使われ、モルトのコクとホップのフルーティな香りを楽しめる
  • EARL GREY PALE ALE:紅茶(アールグレイ)と柑橘系の香りがさわやかで上品な味わい
  • MELLOW 6PM:ライ麦のIPA、赤唐辛子入りでスパイシーな刺激
  • MOONLIT IPA:3種のホップが使われ、口当たりすっきりでフルーティ
  • Fresh Casade CRUSH:冷凍して砕いた岩手産ホップによるさわやかなゴールデンエール

フェスではこの6種類が出品されていました。

リンク – SAKURA BREWERY


315BEER(サイコービール):奥州市水沢

奥州市初のクラフトビール醸造所「315BEER」。オーナーは北上市の「さくらブルワリー」で修行を積み、そこで学んだ醸造技術をもとに、奥州の食材を活かしたビール造りに取り組んでいます。「315BEER」という名前は、自身の誕生日である3月15日にちなんだものです。

店舗では通常4種類ほどのビールを量り売りしており、好みの銘柄を選んで購入できます。今回のフェスには5種類が用意され、飲み比べを通して、それぞれの味わいや香りの違いを楽しめました。

  • K.K.BIRD:ハトムギとスペルト小麦のエール
  • SIESTA:軽いケルシュスタイルでゴクゴク飲める
  • Fresh&DIRTY:柑橘系ニュアンスの強いヘイジーIPA
  • BEN:麦芽と奥州産米「ひとめぼれ」とアメリカンホップのビール
  • Earthtout:地元珈琲店のコーヒー豆が使われているスタウト(黒ビール)

リンク – 315BEER


いわて蔵ビール:一関市田村町

一関市の老舗酒蔵「世嬉の一酒造(せきのいちしゅぞう)」が手がけるビールブランド「いわて蔵ビール」。数々の国際的なビール審査会で高い評価を受けています。

定番商品のほか、季節限定やオーダーメイドのビールも製造しており、敷地内の「蔵元レストランせきのいち」では、蔵で造られたビールを料理とともに楽しめます。

世嬉の一酒造場旧作業場・釜場(写真:Suikotei/Wikimedia Commons/CC BY 4.0)
世嬉の一酒造場旧作業場・釜場(写真:Suikotei/Wikimedia Commons/CC BY 4.0)

定番には、小麦を使った「ヴァイツェン」や「ペールエール」「レッドエール」、牡蠣を使った黒ビール「オイスタースタウト」などがあります。

今回のフェスでは、山椒の風味を利かせた「ジャパニーズスパイス山椒エール」をはじめ、「セゾン」「IPA」「スタウト」、ホップ「ソラチエース」を使った「フレッシュホップゴールデンエール」も提供されました。

リンク – いわて蔵ビール


遠野麦酒 ZUMONA(ズモナ):遠野市青笹町

遠野の老舗酒蔵「上閉伊酒造(かみへいしゅぞう)」が手がけるクラフトビールブランド「遠野麦酒ZUMONA」。日本酒造りを続けてきた酒蔵が、地元のホップや水を活かしたビールも醸造しています。

「ずもな」は、遠野の方言で「~だそうな」という意味。昔話を思わせるこの名前には、「遠野にうまいビールがあるそうな」と、人から人へ語られるようなビールを造りたいという思いが込められています。

タストヴァンのズモナ缶ビールコーナー
タストヴァンのズモナ缶ビールコーナー

ビール造りに使うのは、日本有数のホップ産地である遠野で育ったホップと、早池峰(はやちね)山系の伏流水。地元の素材を活かしたビールは豊かな香りとなめらかな口当たり、コクのある味わいが特徴です。今回のフェスでは次のビールが提供されました。

  • ゴールデンピルスナー:遠野産ホップ「IBUKI」が使われたラガー
  • アルト:琥珀色で香ばしい風味とコクのある甘味の上面発酵スタイルビール
  • TONO HOPS LAGER:ラガーに3種のホップの風味を加えたホッピーラガー(IPL)
  • HOP HARVEST IPL:同じくラガーに遠野産ホップを使用したすっきりしたキレの良いIPL
  • 遠野のホップ農家から:「IBUKI」が100%使われた軽やかなセゾンスタイル

リンク – 遠野麦酒 ZUMONA


遠野醸造:遠野市中央通り

JR遠野駅近くに醸造所を構えるマイクロブルワリー。地元産のホップと豊かな水を活かし、ホップ産地・遠野ならではのビール造りに取り組んでいます。

醸造所には直営のタップルームを併設。造られたビールをその場で味わえるほか、量り売りによるテイクアウトにも対応しており、自宅でも楽しめます。

タストヴァンには定番のIPAと、季節限定の「遠野ホップスラガー」が並んでいた
タストヴァンには定番のIPAと、季節限定の「遠野ホップスラガー」が並んでいた

今回のフェスでは、次の4種類のビールが提供されました。

  • 松崎町ベリーサワー:道の奥ファーム(遠野市)の無農薬ブルーベリーの酸味がさわやかな限定ビール
  • ESB(エクストラスペシャルビター):遠野産ホップ「IBUKI」によるイチゴやイチジクの香りあり
  • THANKS SAISON:「IBUKI」によるセゾン、フルーティーながらスパイシーな香りと爽快な苦味
  • IPA:5種類のアロマホップによるトロピカルな香りと爽快な味わいの定番ビール

リンク – 遠野醸造


陸前高田マイクロブルワリー:陸前高田市気仙町

「陸前高田発酵パークCAMOCY(カモシー)」で、ビール造りを担うブルワリー。発酵食品をテーマにした施設の一角に醸造所を構え、陸前高田の特産物を取り入れたビールを製造しています。併設のレストランで料理とともに味わえるほか、瓶入りビールや量り売りでのテイクアウトも楽しめます。

定番の「一本松エール」は、復興の象徴である「奇跡の一本松」をラベルに描いたIPA。心地よい苦味と、ほのかに松を思わせる香りが特徴です。

奇跡の一本松
奇跡の一本松

今回のフェスでは、「一本松エール」を含む次の4種類のビールが提供されました。

  • 髙田トレイルエール:すっきりした飲み口で定番とされているエール
  • Yuzu White(ゆずホワイト):「北限のゆず」を使った白ビール
  • ホップライナー:収穫したての生ホップで仕込まれたフレッシュな香り
  • Bread Ale(ブレッドエール):カモシー内のベーカリーのパンを使ったペールエール

リンク – 陸前高田マイクロブルワリー


今回紹介した岩手県南の6つのブルワリーについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。


いま岩手のクラフトビール業界が熱い!そのほかのブルワリー

これまで単独で記事にしたことがある2軒と、今回が初めての3軒のブルワリーをご紹介します。

三陸ビール:大船渡市大船渡町

創業当初はほかのブルワリーに製造を委託するOEM方式でビールを展開していましたが、2025年末に自社醸造所を開設し、自ら醸造する体制へ移行しました。

醸造所にはタップルームも併設され、その場で造られたビールを楽しめます。

定番の缶ビール

ビール造りの特徴は、三陸の特産品を副原料に取り入れていること。定番には、大船渡産の気仙椿の茶葉を使ったベルジャンホワイト「週末のうみねこ」や、陸前高田の「北限のゆず」と大船渡市三陸町越喜来(おきらい)の山椒を組み合わせた「恋するセゾン」などがあります。

宮城県登米(とめ)産のブランド米「だて正夢」が副原料の伊達男IPA
宮城県登米(とめ)産のブランド米「だて正夢」が副原料の伊達男IPA
  • 伊達男IPA:定番の一つ、柑橘系の香りとお米のほのかな甘みによる軽やかな味わいを楽しめる
  • 潮騒のセッション:ドライで爽快なIPA、ニュージーランド産ホップによるトロピカルな風味
  • やませの頃に:ニュージーランド産ホップの香りを楽しむヘイジーIPA
  • インディゴブルーの果てに:ドライでスパイシーな味わいのホッピーなアメリカンベルゴスタイル

リンク – 三陸ビール

三陸ビールのこだわりやラインアップについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。


あさ開き:盛岡市大慈寺町

大慈寺町のあさ開の工場と直売所
大慈寺町のあさ開の工場と直売所

盛岡市の酒蔵「あさ開(あさびらき)」が手がけるクラフトビール「WHITE STELLA(ホワイトステラ)」。

ベルギーの伝統的なホワイトビールを基本に、独自のレシピで造られています。岩手県産小麦を使用した、フルーティーな香りと飲み口が特徴です。

かつては併設レストラン「ステラモンテ」で提供されていたホワイトステラ。レストランは閉店していますが、今回のフェスでは、その味わいを楽しむことができました。

リンク – ASABIRAKI

あさ開については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。


龍泉洞わっか(りゅうせんどうわっか):下閉伊郡岩泉町

日本酒「龍泉 八重桜」で知られる岩泉町の老舗酒蔵・泉金酒造が手がけるブルワリーです。龍泉洞の向かいにある交流拠点「龍泉洞わっか」内に醸造所を構え、龍泉洞の水と地域の食材を活かしたクラフトビール「龍泉洞ヴィベール」を製造しています。

ラインアップには「雑穀ヴァイツェン」や「ストロングエール」などがあり、併設のタップルームでは飲み比べも楽しめます。地元のブランド豚「龍泉洞黒豚」を使ったシュウマイなど、地域の食材を取り入れた軽食も提供されており、ビールと一緒に岩泉の味を楽しめる場所です。

今回のフェスでは、「雑穀ヴァイツェン」をはじめ、「Reground Ale」「Pale Ale」などが提供されました。

リンク – 龍泉洞わっか


NOYMOND BREWING(ノイモンドブルーイング):一関市大手町

一関市の「NOYMOND BREWING(ノイモンドブルーイング)」は、1階に醸造所、2階に直営タップルームを兼ねた居酒屋「もんど」を構えるブルワリーです。店内では自家醸造のクラフトビールを常時6~8種類ほど用意。花巻のブランド豚「白金豚」を使った料理などとともに楽しめ、クラフトビールや地酒を自分で注ぐセルフ飲み放題のプランもあります。

新しいレシピにも積極的に挑戦し、IPAをはじめ、さまざまなスタイルのビールを醸造しています。作曲家・植松伸夫氏とのコラボレーションもその一つで、『ファイナルファンタジー』シリーズなどの音楽で知られる同氏とともに、黒ビール「BLACK MAGE(ブラックメイジ)」を生み出しました。

今回のフェスでは、ケルシュスタイルのビールやヴァイツェンに加え、「BLACK MAGE」などが提供されました。

リンク – NOYMOND BREWING


GOOD HOPS(グッドホップス):遠野市新穀町

ホップの産地・遠野市で、栽培から加工、ビールの醸造まで一貫して取り組む「GOOD HOPS(グッドホップス)」。ホップの研究者や農家、醸造家が連携し、新品種の開発や栽培・加工技術の研究にも力を入れています。自社で育てたホップの香りや苦味をビールに活かし、日本産ホップの可能性を広げることを目指すブルワリーです。

2026年7月には、遠野産ホップを100%使用した初の定番商品「HOP FARMERS IPA」が登場。今回のフェスでは、このほかに麦芽は岩手県産、ホップは遠野産をそれぞれ100%使用したペールエール「IWATE HARVEST」や、オーストラリア産の「ギャラクシー」と遠野産の「カスケード」を組み合わせたセゾン「銀河のホップ畑」などの限定ビールも販売されていました。

リンク – GOOD HOPS


まとめ

今年で3回目の「岩手クラフトビールフェス in Morioka 」では、県内各ブルワリーの定番や店頭販売されない限定ビールを味わうことができます。

2027年の第4回についてはまだ日程や開催場所が明らかではありませんが、10月第1週の土、日に実施されるものと思われます。

岩手県内の個性あふれるクラフトビールを比較しながら味わえる、超おすすめイベントです。


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