
凄麺25周年!東北4県のご当地ラーメンを食べ比べ【青森・宮城・山形・福島】
青森の煮干中華そば、山形の鳥中華、福島の喜多方ラーメン。そして、宮城の仙台味噌を使った辛味噌ラーメン。ニュータッチ「凄麺」のご当地シリーズには、東北の麺料理や地域の食材にちなんだ商品がそろっています。
凄麺は2026年10月29日にブランド誕生25周年を迎えます。今回はその節目にちなみ、ヤマダイ株式会社様のご厚意でサンプル商品をご提供いただき、東北4県にちなんだ「青森煮干中華そば」「仙台辛味噌ラーメン」「山形鳥中華」「喜多方ラーメン」を食べ比べ。各商品の特徴と、実際に食べた感想をご紹介します。
ニュータッチ「凄麺」とは?
「凄麺」は、ヤマダイ株式会社が展開するノンフライカップ麺ブランドです。2001年10月29日、10年以上にわたる開発期間を経て誕生しました。
特徴は、油で揚げずに作る麺。独自製法によって、生麺のようななめらかさや、もちもちとした食感を目指しています。また、商品ごとに太麺・中細麺・平打麺などを使い分け、スープに合わせた麺を採用しています。
全国各地のご当地麺を再現した、豊富なラインアップ
凄麺の魅力のひとつが、ご当地シリーズの豊富なラインアップです。2026年9月のメーカー資料では、全32種類が紹介されています。

札幌や博多などのラーメンに加え、千葉竹岡式らーめん、兵庫播州ラーメン、愛媛八幡浜ちゃんぽん、茨城けんちんそばなど、その土地にちなんださまざまな麺料理を展開しています。
地元の食材を取り入れたり、自治体やラーメン団体と協力したりと、地域とのつながりを大切にしている点も特徴です。
凄麺東北シリーズ4商品を食べ比べ!
今年、誕生25周年を迎えたニュータッチ「凄麺」のご当地シリーズでは、東北から青森・宮城・山形・福島の4県にちなんだ商品が発売されています。地域の麺料理や食材の特徴を生かした、個性豊かなラインアップです。
秋田県や岩手県にちなんだ商品も、いつか登場することを楽しみにしつつ、今回は東北4県の味を食べ比べし、皆様にご紹介します。
各商品の紹介の最後には、NEFT編集部の2人による【実食レビュー】を掲載。それぞれの好みも交えた率直な感想を、ぜひお楽しみください。
【青森県】青森煮干中華そば

「青森煮干中華そば」は、青森で昔から親しまれてきた、煮干だしの効いた中華そばを再現した商品です。

フタを開けると、液体スープ、麩、チャーシュー・メンマ・ねぎのかやくが、それぞれ小袋に分かれて入っています。まずはチャーシューなどのかやくを入れてお湯を注ぎ、液体スープの袋をフタの上で温めます。
5分後、麺をほぐして液体スープを加え、よくかき混ぜます。最後に後入れの麩をのせれば完成です。

スープは、青森で造られた醤油をベースに、煮干の風味と肉の旨みを組み合わせたもの。あっさりとした中にも、だしの深みを感じられる味わいです。
具材のなかでも目を引くのが麩。煮干の効いたスープをたっぷり吸い込み、麺やメンマとは異なる、ふんわりとした食感を楽しめます。

煮干の効いた醤油スープに合わせて太麺が使われており、すすったときのつるつるとした口当たりが特徴です。噛むともちもちとした弾力があり、麺そのものの食べ応えも楽しめます。
2026年7月のリニューアルでは、使用する醤油を、青森県産の大豆・小麦と八甲田山系の地下水で造った青森県の醤油に統一。パッケージには、青森県産素材へのこだわりを伝える「青森の正直」マークも加わりました。
【実食レビュー】

青森の煮干中華の再現度はかなり高め!煮干しの風味が隠れることなく前面に出て主張してきます。煮干し出汁に馴染みがない人はちょっとびっくりする…結構人を選ぶ攻めた味付けかも?自分は好きです。

青森煮干中華!とパッケージに書かれていたので食べる前はあの鼻を抜ける強い煮干し臭をイメージしたが本商品はあっさり!煮干しが苦手な方も食べれるさっぱり中華です。何よりも、大ぶりの麩が入っているのが嬉しい限り。近い日に本場の青森煮干し中華を食べに行くのも良いな…。
【宮城県】仙台辛味噌ラーメン

「仙台辛味噌ラーメン」は、仙台味噌醤油株式会社の「仙台みそ」を使用した、辛味のある味噌ラーメンです。

フタを開けると、液体スープ、生タイプのもやし・ニンジン、キャベツ・唐辛子のかやくが、それぞれ小袋に分かれて入っています。まずはかやくを入れてお湯を注ぎ、液体スープともやし・ニンジンの袋をフタの上で温めます。
5分後、もやし・ニンジンは袋の中の汁を切ってから加え、液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成です。

スープに使う味噌は「仙台みそ」100%。味噌の旨みや香りに辛味を組み合わせた一杯です。具材では、生タイプのもやし・ニンジンが特徴で、乾燥かやくとは異なる食感も楽しめます。

辛味噌スープを絡めて持ち上げるのは、コシのあるノンフライ太麺。生タイプのもやしも一緒に頬張れば、麺の弾力ともやしの歯触りを楽しめます。
2026年1月のリニューアルでは、具材に唐辛子を追加。今回の4商品の中では唯一の味噌味で、醤油をベースにしたほかの3商品との違いにも注目したいところです。
【実食レビュー】

辛味噌といいつつ全然辛くない商品が多い今日この頃ですが…これはしっかり辛みを感じられます!味噌ラーメンというと「こってり」のイメージですが、脂質は意外にも今回の4種の中で山形鳥中華に次ぐ低さ。あっさりしつつもしっかり味噌の味があるラーメンでした。

そもそも仙台市内のラーメン屋さんで「仙台辛味噌」というメニューはあまり見かけないのが正直なところ、これはインスタントラーメンオリジナルと言っても間違いはないのではないでしょうか?ただ、私にとっては慣れ親しんだ仙台味噌、芳醇な香りにコク、辛味との相性もバツグン!!もやしも生タイプで麺との相性も◎。仙台市内でも専門店など出来て流行ってくれれば良いのに…なんて想像もさせてくれます。がっつり食べたい方におススメです。
【山形県】山形鳥中華

「山形鳥中華」は、そばつゆをベースにした和風中華そばとして山形で親しまれる「鳥中華」を再現した商品です。

フタを開けると、後入れの液体スープと、先入れ・後入れの2種類のかやくが、それぞれ小袋に分かれて入っています。
まずは先入れのかやくを入れてお湯を注ぎ、液体スープの袋をフタの上で温めます。4分後、液体スープを加えてよくかき混ぜ、最後に後入れのかやくをのせれば完成です。
後入れかやくには焼のりや揚げ玉が入っており、そば屋の一杯を思わせる組み合わせも鳥中華らしい特徴です。

スープは山形県の醤油をベースに、鶏の旨みと鰹節・さば節・煮干しなどの魚介だしを組み合わせた和風味です。

麺は、今回の4商品の中では細めのノンフライ中細麺。鶏と魚介のだしを効かせた、そばつゆを思わせる甘めの和風スープと合わせています。
2026年6月のリニューアルでは、だし感を強め、使用する醤油を山形県のものに統一しました。
冷たい一杯も楽しめる!山形鳥中華の「冷し」バージョン

「山形鳥中華」は、温かい状態だけでなく、冷やしても楽しめる温冷2WAY設計。今回は、パッケージに記載された作り方で「冷し」バージョンも用意してみました。

冷やしで作る場合は、先入れのかやくを入れ、内側の線まで熱湯を注ぎます。待ち時間は、温かい場合より1分長い5分。
麺をよくほぐしてから、フタの湯切り口を使ってお湯を捨てます。続いて冷水を注いで捨てる工程を1~2回繰り返し、麺を冷やします。
最後に内側の線まで冷水を注ぎ、液体スープを加えてよく混ぜ、後入れのかやくをのせれば完成です。

冷水で冷やしたノンフライ中細麺を、冷たい和風スープとともに楽しむ一杯。
スープは、そばつゆを思わせる甘めの醤油味です。揚げ玉のサクサクとした食感も楽しめ、温かい一杯とは異なる仕上がりになっています。
【実食レビュー】

蕎麦を食べているのか?と錯覚するほどの和風だし!かやくの「海苔」がさらに蕎麦っぽさを演出してます。冷やしはちょっと麺のコシが強すぎるかも?揚げ玉のサクサク食感は楽しくて美味しかった!ただ「ラーメンを食べたい!」と思ってチョイスすると肩透かしにあうかも?それくらい蕎麦です。

和風!甘味!山形で食べたあの味!!鶏の旨味が一番強く感じたかな?てのが率直な感想。温かいのも美味しいですが個人的には冷たい麺の方が甘さも控えめでキリっとして美味しい。何よりも海苔と揚げ玉がサクサク長持ちなのも嬉しいところ。冷やして食べる際は良く冷やし、あれば氷を沢山入れる事!ですね。
【福島県】喜多方ラーメン

「喜多方ラーメン」は、福島県喜多方市発祥のご当地ラーメンを再現した商品。凄麺ご当地ラーメンの第1号として発売された、ロングセラーです。

フタを開けると液体スープと2種類のかやくがそれぞれ小袋に分かれて入っています。
かやくを入れてお湯を注ぎ、液体スープの袋をフタの上で温めます。5分後、麺をほぐして液体スープを加え、よくかき混ぜれば完成です。

スープには喜多方で造られた醤油を使用し、鶏ガラ・豚骨・煮干しの風味を組み合わせています。具材は角チャーシュー、ねぎ、なると、メンマ。角チャーシューは3枚入りです。

喜多方ラーメンの多加水麺らしい、もちもちとした食感を目指したノンフライ平打麺。青森煮干や仙台辛味噌の太麺とは異なる、幅のある平たい形状が特徴です。
【実食レビュー】

王道醤油ラーメンといった具合で、今回の4種の中では一番好み。想像していたよりオイリーで、平打ち麺の喜多方ラーメンは個人的にちょっと違和感がありましたが…味には文句なし!

さすが喜多方、インスタント麺でも美味いですね。スープが◎!食べなれた定番中華であろう味がインスタント麺でこんなにも高く実現されているのは嬉しい。平打の多加水麺に角チャーシユウ3枚入りも良かった。個人的には今回の4商品の中で一番かも….?
パッケージに文化庁「100年フード」のマークが追加

2026年10月5日のリニューアルでは、文化庁の「100年フード」マークがパッケージに加わりました。麺やスープなどの中身は従来のままで、喜多方市喜多方ラーメン課が協力した「フタの裏ばなし」も更新されています。味わいだけでなく、パッケージやフタの裏からも、喜多方の食文化に触れられる一杯です。
今回加わったマークの背景には、ご当地の味を次の世代へと受け継いでいく取組があります。
文化庁の「100年フード」は、地域の風土や歴史、暮らしの中で育まれ、世代を超えて親しまれてきた食文化を地域の人々とともに継承していくことを目指すもの。単に料理の歴史の長さを示すだけでなく、これからも100年続く食文化として大切にしていこうという思いが込められています。
喜多方ラーメンは、2021年度の「近代の100年フード部門」に認定、2022年3月に公表されました。認定されているのは「喜多方ラーメン」という食文化であり、そのマークを取り入れた今回のリニューアルは、カップ麺を通じて喜多方の味を知るとともに、その背景にある歴史や地域とのつながりにも目を向けるきっかけになりそうです。
麺もスープも違う!東北4商品の特徴を比較
同じ凄麺のご当地シリーズでも、麺の形状やスープ、具材の組み合わせは異なります。メーカーの商品情報をもとに整理すると、以下のようになります。
| 商品名 | 麺 | スープの主な特徴 | 主な具材 | 熱湯での調理時間 |
|---|---|---|---|---|
| 青森煮干中華そば | 太麺 | 青森の醤油と煮干しの風味 | チャーシュー、麩、メンマ、ねぎ | 5分 |
| 仙台辛味噌ラーメン | 太麺 | 仙台みそを使った辛味噌 | もやし、ニンジン、キャベツ、唐辛子 | 5分 |
| 山形鳥中華 | 中細麺 | 鶏と魚介だしの和風醤油 | 揚げ玉、味付鶏肉、ねぎ、焼のり、香辛料 | 温:4分/冷:5分+冷却 |
| 喜多方ラーメン | 平打麺 | 喜多方の醤油と鶏ガラ・豚骨・煮干し | 角チャーシュー、ねぎ、なると、メンマ | 5分 |
カップ麺を入り口に、東北のご当地麺を楽しもう!

今回取り上げた4商品は、煮干し、辛味噌、和風だし、喜多方の醤油スープと、それぞれ異なる特徴を持っています。麺にも太麺・中細麺・平打麺があり、食べ比べる際はスープだけでなく、麺や具材にも注目すると楽しみが広がりそうです。
ブランド誕生25周年を迎えた凄麺。身近なカップ麺で気になる味を探し、東北を訪れた際にはご当地ラーメンや、その味を支える地域の食材にも注目してみてはいかがでしょうか。
ニュータッチ「凄麺」 <Information>
- メーカー:ヤマダイ株式会社
- ブランド:ニュータッチ 凄麺
- 公式サイト:https://www.newtouch.co.jp/
- 凄麺ブランドページ:https://www.newtouch.co.jp/brand/sugomen/
- 凄麺25周年特設サイト:https://www.newtouch.co.jp/25project/
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