
個性豊かな「たこ坊主」に出会う。裏磐梯高原ホテルで「中ノ沢こけし展」開催【福島県北塩原村】
福島県北塩原村の裏磐梯高原ホテルで企画展「中ノ沢こけし展」が開催されています。会期は2027年1月11日まで。入場無料で宿泊者以外も見学できます。
「たこ坊主」の愛称で親しまれる中ノ沢こけしを中心に東北の伝統こけし12系統すべてを紹介する今回の展示。
顔立ちや模様の違いを見比べながら、こけしの多彩な魅力に触れられます。

「たこ坊主」の愛称で親しまれる中ノ沢こけし
福島県猪苗代町の中ノ沢温泉で作られる中ノ沢系こけし。目の周りを赤く縁取った大きな目と横に広い鼻、胴に描かれた桜や牡丹などが特徴です。
その独特な顔立ちから付いた愛称が「たこ坊主」。会場に並ぶ中ノ沢こけしは、一体ごとに目の形や表情、胴模様が異なり、同じ系統の中にもさまざまな個性が見られます。

長年に渡って「土湯系の一部」という分類をされてきた中ノ沢系こけしは、2018年に「土湯系」から「中ノ沢系」として呼称する承諾を得て、2024年の第66回全日本こけしコンクールで独立系統の伝統こけしに認定されました。
今回の企画展ではその歴史や魅力を、ほかの系統のこけしとともに紹介しています。
東北12系統のこけしを見比べる
会場には中ノ沢系を含む東北12系統のこけしが並びます。
丸みのある頭、すらりとした胴体、鮮やかな花模様、ろくろで描かれた線。それぞれの姿を見比べると、ひとくちに「こけし」といっても形や色使いが大きく異なることに気付かされます。

木製の台に置かれた実物と、壁面に掲示された系統ごとの解説を行き来しながら鑑賞できるのもこの展示の見どころです。
気になる一体を見つけてから解説を読む、特徴を知ってからもう一度眺める。そんな見方をすると、こけしの表情や模様が、さらに興味深く感じられそうです。
宿泊者以外も入場無料。裏磐梯でこけしに触れるひとときを
「中ノ沢こけし展」は、ホテル内の多目的スペースで一般公開されています。入場は無料で、外来の方の入場は17時までです。
中ノ沢こけしの印象的な表情や、産地ごとに異なる伝統こけしの姿。裏磐梯を訪れた際に一体ずつゆっくり見比べてみてはいかがでしょうか。

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