
至高の醤油は宮城にあった?加美町・今野醸造の醤油「吟醸」が蔵元通算9度目の最高賞を受賞
宮城県加美町の今野醸造が手がける本醸造濃口醤油「吟醸」が、第53回全国醤油品評会で2年連続となる最高賞・農林水産大臣賞を受賞しました。
「吟醸」としては8度目、蔵元としては通算9度目の受賞。同社によると、農林水産大臣賞の受賞回数で単独全国最多となりました。
全国の醤油が集まる品評会で評価された「吟醸」。その背景には、普段の食卓に届ける醤油の品質を磨き続けてきた蔵元の取り組みがあります。
全国醤油品評会で評価された、普段使いの一本

全国醤油品評会は、醤油の品質向上や表示の適正化などを目的に1973年から毎年開催されている品評会です。色や香り、味などを審査し、各賞を選定しています。
今回の第53回には全国から307点が出品され、2026年10月1日に東京都内で開催された「醤油の日の集い」で表彰が行われました。
今野醸造によると、出品したのは品評会のために特別に仕込んだ醤油ではなく、通常出荷する製造ロットの中から選んだもの。日頃から販売している商品の品質を大切にしてきた積み重ねが、今回の受賞につながったとしています。
加美町で味噌と醤油を造る、1903年創業の今野醸造

今野醸造は1903年(明治36年)創業の蔵元。宮城県加美町で醤油や仙台味噌などを製造しています。
味噌づくりでは自社農場での原料栽培にも取り組み、地域の農業と関わりながら醸造を続けてきました。今回受賞した醤油に加え、味噌やつゆ、各種調味料なども手がけています。
看板商品の一つである「吟醸」が生まれたのは約30年前。公式サイトでは、醤油の価格競争が厳しくなるなか製造の継続に悩んだことが開発の背景として紹介されています。
その状況で自分が納得できるおいしい醤油を造ろうと試作と研究を重ねたことが「吟醸」の出発点でした。
香りと味わいを左右する「火入れ」へのこだわり
「吟醸」の製造で今野醸造が特に重視しているのが「火入れ」と呼ばれる加熱工程。
温度や加熱時間などの調整によって醤油の香りや味わいは変わります。同社では蓄積してきたデータと職人の経験を組み合わせ、その時々の状態を確かめながら仕上げています。

目指しているのは赤みのある色、華やかな香り、まろやかな旨味が調和し、料理の素材を引き立てる醤油。醤油自体の味の強さだけを追求するのではなく、食材と合わせたときの役割を大切にしています。
食卓用からたっぷり使えるサイズまで

公式オンラインショップでは、食卓で使いやすい200mlの酸素カットボトルから1.8Lまでを販売しています。
| 容量・容器 | 価格(税込) |
|---|---|
| 200ml・酸素カットボトル | 378円 |
| 500ml | 410円 |
| 1L | 583円 |
| 1.8L | 961円 |
※価格は2026年10月22日確認時点。購入時は公式オンラインショップで最新情報をご確認ください。
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