会津富士の別名を持つ活火山

磐梯山は福島県にある活火山の一つで、基底部の幅は10kmほどの規模になります。

秀麗な山容が特徴で、別名では会津富士とも呼ばれています。1816メートルの標高は、長年の火山活動で盛衰し、ときには大規模な山体崩壊も繰り返してきました。火山活動中は大変ですが、普段は火山の恵みが非常に豊かで、福島県を代表する観光地の一つとしても有名です。

磐梯山
Photo by M Murakami – R1015467(2012) / Size-adapted.

磐梯山は北側と南側では真逆の姿で見られ、変化のある地形が魅力的になっています。会津富士と呼ばれる景観は、南側から見ると顕著になるものです。ピラミダルな山容が特徴で、優美な裾野を火山麓へ向けて広げている形です。周囲の田園や蕎麦畑との景色の調和が見事で、季節を問わずに撮影の対象になります。北側は中央部が激しく陥没して、カルデラの地形になっています。 磐梯山の火山活動は、少なくとも数万年前からは始まっていました。太古の昔の噴火によって、磐梯山の山々の骨格が作られ、大まかな山域が誕生しました。

最近では1888年の大噴火が著名で、噴火の様式は火山学の分野では世界的に知られています。大きな爆発が発生して山体崩壊が始まると、岩屑なだれが山麓へ到達しました。この岩屑なだれによって多くの犠牲者を出してしまったのですが、このときには河川が堰き止められたことで、裏磐梯の湖の景観が作られました。 明治時代の大噴火で生じた湖の周辺は、今では全国でも屈指の美しさを誇る紅葉スポットとして知られています。

荒々しいカルデラの地形とは対照的に、複雑な色彩の湖の魅力が重なり、裏磐梯の魅力は相乗的に素晴らしくなっています。 磐梯山の周辺にはレジャースポットが多く点在し、福島県の内外から多くの観光客を迎え入れています。冬の季節にはスキー場へ訪れる人が多くなりますが、磐梯山の周辺にある温泉地も同様に人気です。夏山の時期になると、磐梯山では登山客が多く訪れて、優美な高山植物を鑑賞する姿が見られるようになります。

INFORMATION

名称 磐梯山
所在地 〒969-3100 福島県耶麻郡猪苗代町磐梯山
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