猪苗代湖は福島県の中央部で、会津富士と例えられる会津磐梯山の南に位置し、全国で4番目の広さを持つ湖として知られています。
この湖は、2300万年前ごろの断層で盆地として形成され、その後何千万年もの年月をかけてこの湖が形成されたと言われています。
磐梯山の噴火によって周囲52の村が没落して湖底に沈み、湖の北西部の翁島のみが残り、この翁島の形成にまつわる伝説が会津地方に伝わっています。

猪苗代湖
Photo by M Murakami – R1019202 / Size-adapted.

戦前までは農業用水として利用されていたのですが、現在では観光地として栄え、遊覧船の運行や湖岸でキャンプやバーベキューを楽しむ観光客の姿が多く見られます。
遊覧船での翁島めぐりは毎日随時運航しており、長浜から翁島経由の乗船時間35分、磐梯山の雄大な風景と湖面に映った雄姿を眺めながらのレイククルージングで大自然を満喫することができます。
子供連れの観光客向けに白鳥のかたちをした「はくちょう丸」や亀のかたちをした「かめ丸」など、ユーモアたっぷりの遊覧船で湖を巡ることもできます。
また、予約にて赤崎・湖心めぐり(乗船時間90分)や長浜~舟津間貸し切りクルージングとして、パーティーや船上ウエディングなどの予約も受け付けています。

猪苗代湖は水深がもっとも深いところで94m、透明度が12mから13mと比較的透明度の高い湖です。
湖に流れる長瀬川の源流が火山性の酸性水であるため、貧栄養湖となっており、水中の植物や藻が繁殖しないために透明度が高くなっています。
それでも、猪苗代湖北岸付近水深3メートル部分にはミズスギゴケが生息しており「猪苗代湖ミズスギゴケ群落」が天然記念物として国の指定を受けています。
この地は白鳥の飛来地として有名で、白鳥の生態系を守る保護区として国や県によって指定および管理が行われています。
猪苗代湖の水面に集まる白鳥の姿を見に来る人がカメラを手に動画や自然の風景を撮影する光景が見られます。

INFORMATION

名称 猪苗代湖
公式URL http://www.bandaisan.or.jp/
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