安達太良山は福島県の中部に位置する標高1,718mの活火山で、日本百名山やうつくしま百名山にも選ばれています。
万葉集の時代からさまざまな文学に登場している安達太良山ですが、なんといっても多くの人にこの山の名前を広めたのは、高村光太郎の「智恵子抄」でしょう。その中の一篇「あどけない話」には、光太郎の妻である智恵子が、「安達太良山の上に広がる青空こそが「ほんとの空」だ」と話す様子が描かれています。

2017年は5月15日に山開きが行われた安達太良山。その楽しみ方をご紹介したいと思います。

登れば一層魅力がわかる安達太良山。途中までゴンドラリフトの利用も可能!


麓から眺めるだけでも穏やかな山容に癒やされる安達太良山ですが、山スキーや登山でも多くの人が訪れます。8合目(標高1300m付近)の薬師岳まではゴンドラリフトで上がれるので登山初心者にもトライしやすいのがなにより。
6月~7月にはツツジやシャクナゲ、可憐な高山植物イワカガミなどが見頃をむかえ、花を愛でつつトレッキングが楽しめますよ。

また、山小屋「くろがね小屋」の温泉も安達太良山登山の大きな魅力です。全国的にも珍しい酸性泉で、宿泊客だけでなく立ち寄り入浴もできるためとても人気が高いのですが、残念なことに最近浴槽に損傷がみつかり、6月からは浴室の利用が停止になっています。
*くろがね小屋の最新状況については公式ページ(http://www.tif.ne.jp/kuroganegoya/)で確認してください。

このくろがね小屋と同じ源泉がふもとの岳温泉に引湯されています。しかも岳温泉まで流れてくる間に湯がもまれて、成分はそのままで肌当たりの良い温泉になっているんです。というわけで、安達太良山を訪れたら是非、岳温泉に立ち寄ってくださいね!

安達太良山の源泉を見学できるツアーが開催されます!

くろがね小屋での入浴は当面の間できなくなっていますが、今年は一般の人が普段立ち入り禁止の源泉を見られる貴重な機会が設けられています。
その名も「湯守と行く 源泉見学&空中散歩ツアー」が、6月25日(日)と7月23日(日)の2回開催予定。
源泉を維持管理している岳温泉の「湯守」の人たちが案内人となって、安達太良山の大自然に抱かれた源泉を見学できるツアーです。
火山ならではの異世界のような風景や山頂からの壮大な眺め、そしてワイルドな源泉の様子を体験してみませんか?

湯守と行く 源泉見学&空中散歩ツアー


開催日:平成29年6月25日(日)・7月23日(日)
時間:集合・8時 登山開始・8時30分
集合場所:あだたら高原スキー場ロープウェイ乗り場前
申込定員:20名(先着順)
参加費:11000円(ロープウェイ代、ガイド料、保険等を含む)
問い合わせ:岳温泉観光協会(詳細は下段記載)

*案内チラシ等では、「くろがね小屋で休憩時に入浴」の表記がありますが、現在くろがね小屋の浴室が使用不能なため、くろがね小屋では昼食休憩のみ。下山解散後に「奥岳の湯」あるいは「岳温泉内の温泉」にて入浴できるようにする予定とのこと。

INFORMATION

名称 岳温泉観光協会
住所 福島県二本松市岳温泉1-16
電話 0243-24-2310
URL http://www.dakeonsen.or.jp/