ニッカウヰスキー

仙台の街を離れ、国道48号線を作並へ走る道中。
新川という美しい水源のほとりに、ウイスキーの蒸溜所があります。

ここはニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所。

日本で本物のウイスキーを作りたいと願った竹鶴政孝により1969年に設立されたウィスキー工場です。
作並の豊かな自然に囲まれた工場で作られるのは、華やかで上品な味わいのモルトウィスキー。

今回は、そんな竹鶴政孝の夢を形にし続けるニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所を紹介します。

 

 

蒸溜所見学ツアー

ニッカウヰスキー工場

ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所。
工場の敷地面積は18万平方メートル。
東京ドーム4個分を誇る敷地は、電線が地面に埋め込まれているなど、自然の中にあるという実感を残すための様々な工夫が為されています。
建物のレトロな雰囲気が自然に馴染んだ美しい景観は、思わず写真に収めたくなってしまいます。

 

 

ビジターセンター

ビジターセンター

案内ガイド付き蒸溜所見学の受付は、ビジターセンターにて行います。
見学は30分間隔で行われるため、待合室としての役割もあるビジターセンター。

2017年、3月にリニューアルオープンしてからは、ウィスキーの作り方が学べたり、香りの違いを体感できたりするため、ここだけでも十分に楽しめます。

 

 

キルン棟

キルン棟

麦芽を発芽させたものを乾燥させるための建物です。
麦芽は、このキルン棟の中でピートによって燻され、独特の香りを手に入れます。
現在この棟は使用されていませんが、宮城峡蒸溜所のシンボルとして、キルン棟は今も工場を見守っているのです。

 

仕込み棟

仕込み棟

仕込み棟では、麦芽を粉砕し糖化、発酵までの工程を行います。
ここで作られたもろみは8%のアルコール濃度を持っています。
意外とアルコール濃度が薄いですが、これは後で熱で蒸溜してしまうためです。

 

蒸溜棟

ポットスチル

ここではポットスチルという特徴的な形の構造物で、もろみを蒸溜します。
ポットスチル上部にあるしめ縄は、「酒は人間が作るのではなく、自然が作るものだ」という竹鶴政孝の思想を体現したもので、自然に対する感謝を現しています。

 

当時使用されていた実物のポットスチル

撮影に使われたポットスチル

実際に余市蒸溜所で使用されていた本物のポットスチルが、宮城峡蒸溜所でオブジェとして飾られています。
このポットスチルは、マッサンの撮影時にも使用されたということです。

 

貯蔵庫

貯蔵庫

蒸溜された液体を樽につめ保管するところです。
土の上にレールを敷き、その上に樽を並べて保管しています。

樽の中にあるウィスキーの素は、年間2%ずつ蒸発して減っていきます。
味に深みができる代わりに失われるため、天使の分け前と呼ぶそうです。

 

ゲストホール

ゲストホール

見学ツアーの終着駅は、試飲が楽しめるゲストホールです。

ウィスキーづくりの最後の工程である「ブレンダーの仕事」を動画で学んだ後は、いよいよ試飲の時間。
ここでは「竹鶴ピュアモルト」「スーパーニッカ」「アップルワイン」の3種類のお酒を飲み比べることができます。

試飲

水割り、ロック、ハイボールが選べるので、自分の好きな飲み方で楽しむことができます。
個人的にはスーパーニッカをハイボールで飲んだのが一番に好みでした。

もちろん車を運転してきた方のために、ソフトドリンクも用意されています。

お土産

お土産2

試飲が終わったら、売店でお土産を選べます。
宮城峡限定販売のウイスキーはお土産にもピッタリです。

また、有料試飲カウンターでは高級なウィスキーをテイスティングすることができます。

有料試飲

 

土日祝日のみですが、限定販売ウィスキーのテイスティングセミナーが楽しめるツアー(有料 1000円/人(税込))も受け付けています。
午前なら10時の回、午後なら14時の回にインターネットで申し込むことができますので、こちらを楽しみたい方はサイトをご確認ください。

 

 

INFORMATION

名称 ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所
所在地 〒989-3433 宮城県仙台市青葉区ニッカ1番地
電話番号 022-395-2111
公式URL http://www.nikka.com/
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