日本海を余すことなく満喫できる男鹿半島巡り

南北に延びる長方形の形をした秋田県。その西側にちょこんと突き出た半島がナマハゲ発祥の土地である男鹿半島です。

出展:Wikipedia

海岸沿いのドライブルート『おが潮風街道』は、壮大な日本海をバックに断崖絶壁を縫うように延々続くワインディング。少しスリリングですが、バイカーにも大人気のドライブコースです。

道中、岩石が波で削られてアーチ状になった『大桟橋』や天然の海岸洞窟である『孔雀の窟』で大自然の偉大さを感じるのも良し、男鹿水族館GAOで海洋生物とたわむれるも良し。
男鹿半島先端の入道崎では白黒の縞模様が特徴的な灯台を見上げながら、新緑の芝生に寝転がれば長距離の運転で疲れた気分もリフレッシュできます。日本海に沈む雄大な夕日を眺望できる人気スポットでもあります。

Photo by yy – RIMG0174(2008) / Size-adapted.

 

日本海をバックに四季を彩る鳥海ブルーライン

秋田県と山形県にまたがる鳥海山の標高は2236m。山形県側は森林の中を抜ける勾配の緩いワインディングコース。秋田県側は勾配のキツイつづら折れのコースを一気に1100mまで駆け上がります。山頂付近のからの日本海全体を望むパノラマは絶景で、下りではまるで日本海へ車ごとダイブするような感覚を味わえます。
冬は閉鎖で通れませんが、春になれば雪の壁の回廊を、夏は清々しい新緑を、秋は赤と黄色の紅葉を楽しめる、四季折々で表情を変える魅力的なドライブコースです。

 

大自然の雄大さ感じる八幡平アスピーテライン

Photo by cosmogang – 八幡平アスピーテライン_2(2006) / Size-adapted.

秋田県と岩手県を隔てる奥羽山脈・八幡平を横断する峠道。峠道といっても観光道路であり道幅は広いので、安心して走ることが出来ます。「アスピーテ」とは火山の種類の名称で楯状火山を意味します。標高1500mを車で走れるのは来東北ではアスピーテラインだけです。

運が良ければ最高地点の見返り峠で壮大な雲海を見ることができるかもしれません。
訪れるのなら春の4月下旬がおすすめです。見所はなんといっても雪の壁の回廊。緯度と標高が高いため、鳥海山よりもさらに高い雪の壁を目の当たりにすることができます。

山頂の気温は真夏でも20℃くらいなので避暑地としてもGOOD。秋はやはり紅葉が素晴らしいです。季節や標高が変わるごとに、移り変わる山の表情をお楽しみください。
火山帯なので老舗温泉も多数あります。露天風呂に浸かりながら大自然を満喫するのもまた良し。

 

鮮やかな色彩が豊かな大潟村・菜の花ロード

かつて、秋田県には琵琶湖に次ぐ日本で二番目に大きな湖である八郎潟がありました。そこを20年掛けて干拓し、1964年に誕生したのが大潟村です。
埋め立て地ですから山などはなく、地平線が見えるほど平坦で整備された田園風景。道路はほぼ一直線で、まるで北海道やオランダに来たかのような錯覚を覚えます。

Photo by taxdn – 菜の花ロード / Size-adapted.

桜の咲く4月下旬から5月上旬に訪れると、街道には桜と菜の花の並木道ができあがり。空の青色と草木の緑色、それに桜のピンクと菜の花の黄色の4色コントラストがあまりにもキレイで、思わず車を路肩に停めて素晴しい景色に見入ってしまうことでしょう。
お泊まりなら、同村にある『サンルーラル大潟』がおすすめです。地上25mにある温泉は大潟村と周辺山々、日本海に沈む夕日を一望できる贅沢な温泉です。

まだまだ秋田には見どころがたくさんあります。
どんどん過疎化の進む秋田県は公共交通機関の使い勝手は便利とは言えず、自動車に依存しなければならない環境ですが、車社会・秋田ならではの楽しみ方もあるということをお伝えできればと思います。