仙台にはかつて、福の神が実在したことを知っていますか?
彼の名は『仙台四郎』
今でもその御利益にあやかりたいと、写真を飾る店舗が後を絶たないという仙台四郎。
どんな人物だったのでしょうか、そしてどんな幸せをもたらしてきたのでしょうか?

仙台四郎の人となり

仙台四郎は江戸末期に鉄砲職人の4男坊として生まれます。
7歳の時に、広瀬川に落ちて意識不明になってから知能の発達が遅れてしまったのですが、その人柄の良さから誰からも愛され立ち寄る店で食べ物をもらったりしていました。
その人の良さを表すあるエピソードを紹介します。

出展:Wikipedia-仙台四郎

ぶらりぶらりと市街を徘徊する仙台四郎は、人を喜ばせることが大好きだったようです。
店先に箒が立てかけられていると、勝手に店の前を掃き掃除してしまうのです。
また、水の入った桶と柄杓を見つけると、今度は水撒きまでやってしまいます。
すると、仙台四郎が掃除や水撒きをやってくれたお店は突然商売が繁盛したのです。
このことから、仙台四郎は「生きている福の神」として皆に喜ばれるようになったと言われています。
また、彼が訪れたのは仙台だけではなく、鉄道に乗って白石市や福島県、山形県まで漫遊したと言われています。

仙台四郎がもたらす幸せ

仙台四郎が訪れた店は、商売繁盛したと言われています。
逆に、仙台四郎をいじめた店は、没落したと言う伝説もあります。
素直な性格をしていた仙台四郎ですが、気に入らないお店にはどんなに手篤く招待されても行こうとはしませんでした。
下心や野心のない、真面目な商売をするお店を選んで訪れていたと捉えることが出来ます。
そんな他人のために努力を欠かさない人々に幸福を与えるのが、仙台四郎の能力だったのかもしれません。

皆に愛された仙台四郎は、死後も福の象徴として仙台で語り継がれています。
仙台市街のアーケード商店街、クリスロードの中にある三瀧山不動院では、寺社にも関わらず仙台四郎を併せて祀っています。
商店街の全ての店に、平等に幸福がもたらされるように、仙台四郎は今もぶらぶらと商店街を歩いているのかもしれません。

仙台四郎グッズは、仙台の各土産屋で販売しています。
中でもブロマイドは、商売繁盛の御守りとして商売人に人気のお土産です。
仙台のお土産にプレゼントすると、喜ばれるかもしれませんよ!

INFORMATION

名称 仙台四郎
所在地 宮城県仙台市青葉区中央2丁目5−7(三瀧山不動院)
電話番号 022-221-3056(三瀧山不動院)
公式URL http://www.mitakisan.com/shiro.html
GOOGLE MAP